Google Flowは、Google DeepMindが開発した映像クリエイター向けのAI映像制作ツールです。2025年5月に発表されました。
主な特徴とできることは以下の通りです。
- AIによる映像生成: テキストや画像を入力するだけで、物語のワンシーンのような映像を自動で作成。カメラの動き、視点、アングルなども任意に設定可能。
- 一貫性のあるストーリー構築: 新しいシーンをゼロから作成するのではなく、既存の要素を継続させる形で物語の展開を構築するため、連続性のあるナラティブを容易に形成。
- AIモデルの統合: Googleの最新の動画生成AI「Veo」(Veo2, Veo3)、画像生成AI「Imagen」、そして大規模言語モデル「Gemini」を統合し、これらの強力なAI基盤を活かして高品質な映像を生成。
- 音声の生成: 映像だけでなく、効果音やバックグラウンドノイズ、場合によっては音声もプロンプトに含めて生成(モデルによる)。
- Flow TV: ユーザーがVeoで作成したクリップやチャンネル、コンテンツを共有するための機能で、他のユーザーの手法を学習するためのもの。
- 編集機能: 生成された映像に軽微な修正や演出を追加することも可能。
- アセット管理: 素材やプロンプトを管理・整理する機能を備える。
ありがたいことに、Google AI Proプラン(月額2,900円)でも、毎月1,000クレジットが付与されて、Flow を使うことができます。
というわけで、制作したのが上の動画です。
ChatGPT でイメージ画像を作成し、それを元に Google Flow で動画化しました。月1,000クレジットしかないので、今回は1回10クレジットで作成できる Veo2 Fast を使って作成しています。プロンプトは英語しか受け付けないようなので、Gemini で英語に翻訳しながら指示を出しています。
何度も試してうまくできたクリップを選んで DaVinci Resolve で編集し、BGM をつけました。
これは実に楽しいですね。時間が溶けていく。
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