DJI Osmo Pocket 3 のカラーモードは3種類ありまして、通常の Rec709 の他に HLG と D-Log M で撮影することができます。
後から色編集をするにはやはりLogの方がいいかな、ということで今までは D-Log M で撮影することが多かったのですが、色々と手間がかかるので HLG で撮影することにしました。
自分にとって一番の問題は、DaVinci Resolve でのカラースペース変換ができない点です。
私の場合、Color science を DaVinci YRGB Color Managed に、Timeline color space を DaVinci WG/Intermediate にして、あとは Input Color Space をそれぞれの撮影時のカラースペースに、Output を目的のカラースペースに合わせて設定する、というやり方で色調整をしているのですが、D-Log M は DJI が仕様を公開していないためか、DaVinci Resolve の Input Color Space の選択肢に存在しないのです(当然CSTも存在しない)。
もちろん、自力で調整すればいいわけですし、海外には D-Log M を 自力で解析してDWGに変換する LUT を公開している方もいらっしゃるのですが(DJI D-Log-M Color Grading ? Zeb Gardner)、どちらにしても色々と手間がかかりますし、それだったら、HLG でいいや、という感じです。ダイナミックレンジが稼げるだけで、調整の幅は随分広くなりますからね。
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