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2022年10月1日土曜日

AirPods Pro 第2世代の感想など

ラーメン

Ricoh GR III


 Apple AirPods Pro(第2世代)を入手しましたので感想など。

  • ノイズキャンセリングは先代に比べて強力になってる。イメージ的には20~30%増しぐらい。店頭で聴き比べてみたBose QuietComfort Earbuds IIと較べると効きは落ちるので、ノイズキャンセリング最優先の人はそちらの方がいいと思う。Apple公式のノイズキャンセリングが「最大2倍」というのは何がどう2倍なのでしょうね。まぁ、誰も広告なんて信じていないでしょうけど。
  • イヤーピースは先代のものがそのまま使える。自分は引き続き AZLA SednaEarfit Crystal for AirPods Pro を使用してます。
  • ようやくイヤホン単体で音量操作ができるようになった。しかし、本体での操作が既に癖になっていてあまり使っていない。
  • 音質的には映画・動画の鑑賞にはこれで十分だと思う。そもそも完全ワイヤレスイヤフォンを選ぶのは利便性重視であって、音楽を高音質で聴きたい人にとってはTWSは最初から選択肢に挙がらないですものね。
  • Bose QuietComfort Earbuds II](https://amzn.to/3BYMYuD)と比較し、AirPods Proを選ぶのは、iPhoneやiPadと併せて使用するときのトータルでの使い勝手の良さにあると思う。複数デバイスの切り替えや通話音声の良さや外部音取り込みの自然さや空間オーディオなどなど。これは流石ですね。
  • 最大の難点はコストパフォーマンス。

2022年9月24日土曜日

ヘッドホン・イヤホンで音楽を聴くこと

Cat's Eye

α6500 & SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art


 私の場合、音楽を聴くのは音楽を聴くことそのものが目的である時間よりも集中のための手段としての時間の方が長いです。
 もちろん、純粋に音楽を愉しむときもありますが、トータルの時間数としては後者の方が随分と多い。
 具体的に言うと、本を読んだり、イラストを描いたり、掃除をしたりするときに音楽をかける。外界から遮断するための手段ですね。作業的なことをする場合は音楽があると集中力が高まります。聴き慣れたアルバムとかなら、大雑把な経過時間もわかりますし。

 その場合、周りの音を防ぐため(そして家人に煩がられないようするため)密閉型のヘッドホンかカナル型のイヤホンを使う場合が多いです。読書のようにあまり動かずにすむときは iPhone & iFI xDSD Gryphon & MrSpeakers AEON Flow Closed-Backの組み合わせ。音としてはイヤホンよりヘッドホンの鳴り方の方が好きですし、イヤホンよりも耳穴・鼓膜が楽ですし。眼鏡のテンプル(つる)が圧迫されるのだけが難点。

 掃除等の移動が多い場合は Fiio M11 ESS & Andromeda S または Fiio FD7 って感じです。エプロンの前ポケットにDAPを入れて移動します。水を使う作業のときは濡らすのが怖いので外しますが。

 ちなみに、文章を書いたり学習したりするときはあまり音楽をかけません。そういうときは音楽が脳に入ってきちゃうと処理能力が落ちるような気がして。ただし、外界の音は遮断したいので、特に何も音を鳴らさないAirpods Proを耳栓代わりに使ったりします。Airpods Proって、耳穴を圧迫しなくて装着感がいいんですよね。

 

2022年7月24日日曜日

AirPods Pro用のイヤーピースをAZLA SednaEarfit Crystalに変えてみた

鳥

α6500 & FE 85mm F1.8 SEL85F18


 AirPods ProのイヤーピースをAZLA SednaEarfit Crystalに変えてみました。
 標準のイヤーピースには密着感と遮音性に物足りなさを感じ、少し前にAZLA SednaEarfit XELASTECに交換していたのですが、こちらはそれらの点についてはとても良かったものの耐久性が低いのが難点でした。使っているうちに体温で変形してびよーんと伸びてくる。変形するから耳穴にフィットするとはいえ、丁度いいところで変形が止まってくれず、いかんせん使い続けるうちにだんだんと形が崩れてきて、やがて端の方が破れてきます。価格が安ければ交換しつつ使ってもいいのですが、結構お高いですし。

 というわけで、FiiO FD7で使ってみて具合が良かったCrystalの方に変えてみました。
 程よい弾力の柔らかさと適度な摩擦で、XELASTECほどではないけれど、サイズをきちんと合わせれば耳穴にしっかりと密着する感じ。耳穴には浅めにはめるためどちらかというと外れやすそうな感じがする(実際に簡単に外れるわけではないですが)AirPods Proにぴったりです。遮音性も標準イヤーピースより高いと思います。
 ちなみに、普通のイヤホン用のCrystalは軸が長めですが、Airpods用のものはもちろん充電ケースにちゃんと収まる長さとなっています。

 XELASTECと比べると、私の耳では装着感ではXELASTECの方が上ですが、耐久性も考慮して総合的にはCrystalの方を選択するかなぁ。

2022年4月24日日曜日

FiiO M11 Plus ESS に Neutron Music Player を入れてみた

路上の風景

Ricoh GR III


 FiiO M11 Plus ESS に標準搭載されている FiiO Music アプリはそれなりにちゃんとできていてとりあえず不満はありません。ライブラリの構築も高速だし、DLNA経由での再生も可能。タップへの反応など速度面も十分です。
 Audirvana のようにフィルタをかけるみたいに曲を絞り込めたらいいな、とは思うものの、まぁ、大きな不満はありません。

 とはいえ、せっかくの Android OS なので他のアプリも使ってみたくなるのが人情というもの。とういわけで、高機能で有名な Neutron Music Player も入れてみました。
 使用する上での大きな違いとしてはDLNA経由の楽曲の扱い。Neutron ではローカルファイルと同様にスキャンしてライブラリに登録する形になります。
 難点としては、私の場合、持ち歩きたい曲をミュージックサーバーからM11のMicro SDに保存して使用しているので、SDにある曲が二重に登録されること。
 一方で、FiiO Musicのように毎回DLNA経由で探すより反応がよいので、これはこれでいいのかな、と思います。

 複数の音楽プレイヤーアプリを入れてみて便利だと感じたのは、聞きかけのアルバムを複数おいておけること。
 作業集中用の音楽とリラックスタイム用の音楽を使い分けたり、クラシックに飽きたら途中でポップスに変えてまた元のクラッシクアルバムに戻ったり、というようなことをアプリを切り替えて行うことができるのがいいですね。

2022年4月16日土曜日

FiiO FD7 のイヤーピースを SednaEarfit Crystal にしてみた

A Stray Cat

α6500 & 135mm F2.8 [T4.5] STF SAL135F28


 前回に引き続き、FiiOのイヤホン「FD7」の話。

 付属のイヤーピースをひと通り試してみましたが、装着具合が微妙にしっくりこなかったので、付属品以外のものも色々と試した結果、私の場合、SednaEarfit Crystalが相性がよかったです。
 イヤピースの長さの具合かイヤホン本体の外耳への当たり具合が柔らかくなり、加えて表面に程よい摩擦があってズレが少ないので、装着感が抜群によくなりました。

 イヤーピースはしっくりくるのを探り当てるまでが大変ですが(とにかく試してみるまでわからない)、手間を惜しまずまずは色々と試してみるべきですね。

2022年4月10日日曜日

FiiOのピュアベリリウム振動板のイヤホン「FD7」の感想など

American Shorthair

α6500 & SIGMA 56mm F1.4 DC DN


 FiiOのピュアベリリウム振動板ダイナミックドライバーのイヤホン「FD7」の感想です。

 FiiOというとどちらかといえばポータブルヘッドホンアンプとかDAPとかのブランドのイメージですが、実は(というほどマイナーではないかとも思いますが)イヤホンも作っています。しかも、ダイナミックドライバーのFDシリーズ、BAドライバーのFAシリーズ、ハイブリッドのFHシリーズと幅広く作っていまして、DAP同様、イヤホンもコストパフォーマンスがよく、個人的にはなかなか好きなブランドです。

 FD7はダイナミックドライバー1発のイヤホンで、振動板がピュアベリリウムなのが一番の売りです。
 また、ノズル(音道管)が交換式になっており、低域の量をコントロールできるようになっていたり、付属のイヤーチップもバランス重視やらボーカル重視やらバランス重視やらトリプルフランジやらフォームチップやらSpinFitやらと豊富だったり、ユーザーが好みで調整できるようになっています。
 加えて、純正の付属ケーブル(純銀素材)もよくできていて、プラグの部分が交換式になっており、4.4mm5極、2.5mm4極、3.5mm3極の3種類が標準でついてきます。
 インピーダンスは50Ωで感度は111 dB/mWと使いやすいイヤホンです。Andromedaのように高感度すぎるとノイズフロアが高いヘッドホンアンプは使いづらいので、ありがたいです。

 なお、構造はセミオープンのため、電車で使用するにはぎりぎりというところです。

 音は分離がよく、繊細で、低域も締まった感じ。高域がいいとか低域がいいとかボーカルがいいとかいう特徴ではなく、全体に高いレベルでバランスがよい印象。ヴァイオリンソロとかの弦の震えのニュアンスもきっちり伝えるし、ドラムの切れもとても良い。セミオープンのためか鼓膜への圧迫感が少ないのもいいです。今はメインのイヤホンとして使っています。

 少し残念な点は装着性です。これはまぁ、耳の形にもよるのですしょうけれど、イヤホンのサイズの割に外耳にしっくりとはまらず、長時間装着しているとあたっている部分が痛くなります。Andromeda Sがサイズの割にきちんとはまるのに比べると、少し評価が落ちるかな。

2022年4月9日土曜日

FiiO M11 Plus ESS の感想など

桜の樹の下で

α6500 & 135mm F2.8 [T4.5] STF SAL135F28



 最近は外で音楽を聴きたいときはほとんどFiiOのAndroid搭載DAP「M11 Plus ESS」を使用しています。
 先日記事にしたxDSD Gryphonはパワーがあるので能率の低いヘッドホン・イヤホン用途にはいいのですが、電車の中でよく使うAndromeda S(とても高感度)で使うには、少しフロアノイズが高すぎる感じでして。
 一応、xDSD Gryphonには高感度のイヤホンに対応するためのアッテネーター的機能であるIEMatchという機能がありますが、Andromeda Sは低インピーダンスかつ5BAドライバーのイヤホンなのでアンプの出力インピーダンスがあがると音のバランスに結構影響がありそうな気がしており、あまり使いたくありません。
 その点、M11 Plus ESSはバランス接続で繋いだAndromeda S でもノイズフロアは十分低く、低インピーダンスで高能率なイヤホンを使うにも向いていました。

 個人的には、①Amazon Music Unlimitedでハイレゾ再生ができる、②動作が安定してかつもっさりしすぎない、③バランスもしくはグランド分離で接続できる、④LDACが使える、というのが必要なDAPの要件でした。
 M11 Plus ESS はその中でも再生時間、パワー、フロアノイズ、価格、ディスプレイ等のバランスが良い製品だと思います。

 SoCはSnapdragon 660。特に高速なSoCではありませんが、動作速度は必要十分です。Amazon Music Unlimitedのハイレゾ再生も問題なくできました。
 Bluetoothの送信はSBC・AAC・aptX・aptX HD・LDACと一通り使えるので、ワイヤレスイヤホンを使うときにも高音質でつなげます。また、Bluetoothでのイヤホン接続とケーブルでのイヤホン接続では別々に設定した音量を記憶しているので、切り替え時に音量を設定し直す必要はありません。
 イヤホンの出力は4.4mmと2.5mmのバランス接続と3.5mmのシングルエンド接続。バランス接続が4.4mmと2.5mmの2つついてるのが珍しいですね。自分は4.4mmに統一しています。4.4mmはバランスでのLine出力もできるようです。
 ゲインはHIGH、MEDIUM、LOWの3段階で調整できます。ちなみに、Andromeda SならLOWでもボリュームは20ぐらいで十分な感じです(ボリューム最大は120)。

2022年3月6日日曜日

ifi Audioの「xDSD Gryphon」の感想など

American Shorthair

α6500 & SIGMA 56mm F1.4 DC DN


 新たにifi AudioのDAC兼ヘッドホンアンプ「xDSD Gryphon」を手に入れましたので感想などを書いておきます。

 iFi audioは個人的に好きなメーカーです。機能が充実していて、動作が安定していて、音質も良くて、価格は良心的。加えて、ファームウェアのアップデートなどでのフォローもきちんとしていて安心感があります。
 私は他にもmicro iDSD BL、iDAC2、iTube2 を持っており(すべて中古品ですが)。iDAC2はデスクトップPCの外付けDACに、micro iDSD BL はヘッドホンを利用するときのメインのDAC兼アンプになっています。

 というわけで、xDSD Gryphonで4製品目の所有物になるわけですが、まずは外観から。
 iFi audioの製品は正直いってデザインは今ひとつなものが多いですが、最近は少しずつ良くなってきました。xDSD Gryphonは表面の質感や造作にチープさがなく、なかなかレベルが高いものになっています。
 前面中央のボリュームノブの質感もなかなか良いです。これは電源ボタンを兼ねており、長押しでON/OFFの切り替えができます(再生中に普通に押すとミュートとなる)。
 また、上面にOLEDパネルがあり、音源の種類(PCM or DSD)やサンプリングレート、音量などが表示されるようなっています。iDSDシリーズに比べてわかりやすくて良いです。

 次に機能面です。
 入力はUSB-C、S/PDIF(同軸&光)、ライン入力が4.4mmバランスと3.5mmシングル、Bluetoothが5.1で対応コーデックはaptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA, AAC, SBCと網羅されています。デジタル入力の対応フォーマットはPCMが768kHzまで、DSDが512まで(ネイティブ再生)、加えてMQAのフルデコードも可能と文句なしです。
 出力はヘッドホン出力、ライン出力とも4.4mmバランスと3.5mmシングル。ライン出力端子はライン入力と兼ねており、ボリュームと連動した可変タイプです。ちなみに、ボリュームは電子ボリューム(デジタル制御のアナログステップボリューム)となっており、iDSDシリーズのように小ボリュームのときに左右の音量が揃わないギャングエラーが出ることはありません。
 ポータブルのヘッドホンアンプとしては、出力があるほうだと思います(micro iDSDシリーズほどのパワーはありませんが、むしろあちらがありすぎなだけ)。現在メインで使っているヘッドホンであるAeon Flow Closed-Back(初代)はインピーダンス14Ω、能率93dB/mWとインピーダンス・能率とも低いため、アンプ側に低インピーダンスと高出力が求められるヘッドホンですが、きちんと鳴らせているかと思います。

 また、逆に高感度イヤホン向けのホワイトノイズ対策として、IEMatchというアッテネーター機能もついています。試しに手持ちのイヤホンでもっとも感度の高い Andromeda S (感度112.8dB/ mW、インピーダンス12.8Ω)を4.4mmバランス接続で鳴らしてみたところ、IEMatchなしだとそれなりにホワイトノイズが出ます。IEMatchスイッチを3.5mm側でもまだ少し残り、4.4mm側だと感じられないようになりました。ただ、インピーダンスが低いイヤホンに繋ぐ場合、IEMatchは音質が変化する場合があるので使うかどうかは悩ましいところです。なお、試してわかったのですが、IEMatchのスイッチ表記が謎で、てっきりイヤホンの接続先でスイッチを選ぶのだと思っていたのですが、IEMatchのスイッチを3.5mm、4.4mmのどちらでも効果があり、単に効果の大小の違いがあるだけです(4.4mmの方が効果大)。

 その他、音の味付け機能としてXBass IIとXSpaceという機能があります。XBass IIはi DSDシリーズにもあるXBassの改良版のようで、従来の低音ブーストに加えて、プレゼンス帯域(中高域・一般的には2.5kHzから5kHzあたりでしょうか)もブーストできるようになりました。Bass、Presence、Bass+Presenceの3つが選べるので、使用するヘッドホン・イヤホンによって選びやすくなったかと。XSpaceは公式サイトでは「音源の奥行きのあるサウンドステージを取り戻します」というよくわからない説明になっていますが、iDSDシリーズなどにある3D+機能(クロスフィードをかけて前方定位感を生み出す機能))の改良版ではないかと思われます。3D+は曲によって影響力が結構違うのでほとんど使ったことがないのですが、そのうち試してみたいと思います。

 使用されているDACチップはバーブラウン製としか記載されていませんが、いつものとおりDSD1793でしょう。
 PCM音源用のデジタルフィルターはビットパーフェクト、スタンダード、GTOの3つが用意されています(標準はスタンダード)。私は既存のiDAC2、iDSD BLと合わせてGTOを使用しています。
 なお、micro iDSDシリーズの場合はデジタルフィルターの選択スイッチでDSD再生時のローパスフィルター設定も選べるようになっていましたが、そのあたりは明記されていないためよくわかりません。

 メインの用途としてはiPhoneに繋いでAmazon Music Unlimitedを使用する予定ですが、試しにnePlayerというアプリでSynologyのNASに入れてあるDSD音源を鳴らしてみたところ、当たり前ですがきちんとDSDとして認識して再生できました。nePlayerはDLNAに対応していて、PCM音源(FLAC、ALAC等)は384kHz、DSDはDoPで128(5.6Mhz)まで対応しています(PCM変換ならDSD256も再生できる)。DSD256も試してみたいところですが、残念ながらDLNAとDSD256ネイティブ再生の両方に対応したiOSアプリは見つからず。まぁ、DSD256の音源なんてほとんどもってないので困らないのですけどね。
 ちなみに接続用のコード類はUSB-C-USB-C、USB-C-Lightning、USB-C-USB-Aの3本が付属しているので、iPhoneでもAndroidでもパソコンでも接続にあたってコード類を別途買う必要はありません

2021年9月25日土曜日

『第三の男』を観る

Sleeping American Shorthair

α6500 & SIGMA 56mm F1.4 DC DN


 ふと古い映画が観たくなって通勤電車の中で Prime Videoで『第三の男』を視聴。観たくなったときに観られるのはありがたいことです。

この映画は初めて観ましたが、どこか既視感があるのは、音楽(エビスビールのCMに使われていた有名曲です)のせいでしょうかね。CMの力はすごい。
 1949年のモノクロ映画ですが、内容はあまり古びておらず、楽しく観られました。クラシカルな名作映画を観るのがマイブームになりそうです。
 ちなみに、チターで奏でられるテーマ曲にはコミカルな印象を持っていたのですが、映画の内容はミステリー風味のシリアスなドラマで、まったくコメディーではありません。

2021年7月18日日曜日

Amazon Music HD を楽しむ

ひまわり
α6500 & SIGMA 30mm F1.4 DC DN

 Amazon Music HD をいろいろ試しています。
 サービスそのものには満足しているのですが(この価格でハイレゾ音源まで聴き放題ですからね)、残念ながら、Amazon Music HD アプリは微妙に使い勝手が悪いです。
 一番残念なのが、アプリを起動した後、いちいち排他モードにしてやらなければならないところ。最初から排他モードで起動して欲しいのですが。

 それと、曲探しも少々歯がゆい。
 曲名やアーティストとかを検索して探すには使いやすいのですが、せっかくのサブスクリプションサービスなので何か新しいものに出会いたいというときはなかなか思うように捗らない。個人的にはWikipedia をリンクで彷徨うように探せるといいのですが、うまく音楽の海を渡り歩けません。

 とはいえ、お薦めで表示されるものの中にたまには面白いのも見つかります。
 例えばアンネ=ゾフィー・ムターが演奏する『ヘドウィグのテーマ』(ハリー・ポッターの曲です)とか、ジョン・ウィリアムズ指揮の自作品のウィーンフィルでのライブ盤(『JOHN WILLIAMS IN VIENNA』)とか、たぶん話題にはなったのでしょうけど、日常的に音楽の情報を追いかけてるわけではない私にとってはなかなか新鮮です。ウィーンフィル演奏の『帝国のマーチ』(ダース・ベイダーのテーマとなっているやつ)って楽しそうですよね。

 ところで。
 帝国のマーチというえば、栗コーダーカルテット版のいわゆる「やる気のないダース・ベイダーのテーマ」(ウクレレとリコーダーで演奏されたゆるい『帝国のマーチ』、15年ほど前に一部で流行った)も有名ですが、こちらは見つかりませんでした。
 とても残念です。

2021年6月27日日曜日

Amazon Music HD も含めた音楽環境を整える

振り返る
α6500 & SIGMA 30mm F1.4 DC DN

 6月9日に Amazon Music HD が値下げされました。
 プライム会員なら月額780円または年額7,800円でいわゆるハイレゾ音源を含むロスレス音源が聴き放題になります。
 従来は月額1,780円または年額17,800円だったので、大幅値下げです。
 私の金銭感覚だと年額17,800円では継続利用を躊躇してしまいますが、年額7,800円でロスレス音源聴き放題ならありかな、と。
 とりあえず無料お試し期間を試したところ、いくつか難点はあるものの、全体としてはなかなか良いサービスだと思われるので、これを中心とした音楽環境を整えることにしました。
 ちなみに、Amazon Music HD の値下げのきっかけとなった Apple Music もなかなか魅力的なのですが、残念ながら iTunes は ASIO にも Windows の排他モードにも未対応のようで、せっかくの高音質データを活かせないので選択肢から除外。

 今まではもっぱらパソコンから Audirvana を使い Volumio をインストールした Raspberry Pi 経由で再生していました。
 これに Amazon Music HD が加わるわけですが、残念ながら Amazon Music HD には DLNA / UPnP の機能はなく、パソコンから Volumio 経由で再生するわけにはいきません。また、Volumio には Spotify 用のプラグインはありますが、Amazon Music 用のプラグインはありません。Volumio は Airplay に対応しているので、Apple 端末から Airplay で流す方法もありますが、Airplay は規格上 48kHz/16bit までなので、せっかくのハイレゾ音源を活かせません。

 で、どうするか?
 少々迷ったのですが、音楽再生用の安いPCを導入する、という力技に頼ることにしました。
 音楽専用ということであれば、Audirvanaのバッファ用にメモリさえある程度積んでおけばたいした性能がなくても問題ないので安いミニPCで大丈夫ですし(私が購入したのは「MINISFORUM UM250」のメモリ16GB、SSD256GBのもの)、最初の設定さえしてしまえば、Windows10 Pro のリモートデスクトップを使えば再生用PCにはディスプレイもキーボードもマウスも繋ぐ必要なく操作できるので(いわゆるヘッドレス運用、Audirvana については専用のスマホアプリもあります)、場所もあまりとりません。ちなみにMINISFORUM UM250の本体サイズは12.8 x 12.7 x 4.6 cmです。
 これにDAC(私はiFi Audio の micro iDSD Black Label を使用)を繋げばAmazon Music HD のハイレゾ・ロスレス再生環境もバッチリです。

 以下、Amazon Music HD でハイレゾ音源を再生するときの注意点です(Windows10の場合)。
 一つ目は、ブラウザからの再生でなく、Amazon Music のアプリをインストールして再生すること。
 二つ目は、Amazon Music アプリの設定は、音質はHD/Hi-Res、ラウドネスノーマライゼーションをオフ、排他モードを有効、にすること。ちなみに設定で排他モードを有効にして再生してもなぜか自動では排他モードにならず、再生の際にスピーカーのアイコンから排他モードをいちいちONにしなくてはなりません。なぜこんな仕様になっているのか?
 三つ目は、Windowsパソコンのサウンド設定ではデフォルトが2チャンネル32ビット48KHzになっているので、DACで使える最高音質のものに設定しておくこと(設定方法は「Amazon Music HDのハイレゾ再生方法PC編~未だに「自動でULTRA HD品質で再生できない」ので困るけど音質はヤバいかも? | いろいろブログ」あたりを参考にしてください)。

2020年11月23日月曜日

Audirvana のアップサンプリングの設定について考える

スカイツリー
α6500 & SIGMA 56mm F1.4 DC DN

 折角のAudirvanaの試用期間なので、いろいろと設定を試しています。

 今は PCM音源をAudrivana でDSD256に変換し Volumio 経由で再生するという方法を楽しんでいるところ。とりあえず何の問題もなく再生されています。
 本当はDSD512も試してみたいのですが、micro iDSD BL のファームウェアを5.3Cから5.3に変更しないとDSD512が使えないので面倒なのでやめてます。DSD256で十分な気がするし、5.3にしてしまうとGTOフィルターが使えなくなっちゃいますし。すべて Audirvana 側でアップサンプリングして再生する、というような決断をすることになったら変えるかもしれませんが。

 で、ここで悩ましいのは「DSDデルタシグマ変調機フィルタタイプ」とアップサンプリングのSoXフィルタの設定をどうするか。
 結局のところ自分の耳で聴いて好みになるようにすればいい話ではあるのですが、それほど時間がとれるわけでもないので、とりあえずベースとなるものを考えます。

 Audirvana のDSDデルタシグマ変調機フィルタタイプは、ABCと3種類あって、AとBが4次から8次までありCは次数は選択できない、という選択肢なのですが(デフォルトは「B(7次)」)、それぞれの設定がどんなものなのか検索しても見つからず。ABCはノイズシェーピングのやり方の違い、次数は積分器の数だろうなと想像はつくのですが。デルタシグマ変調を理解している人にはABCでわかるような常識的なことなのか? なぜCは次数を選べないのか?
 よくわからないので、とりあえず「B(8次)」を選んでいます。

 SoXフィルタはデフォルトはかなり急峻なフィルタ設定だったので、とりあえず「SoXフィルタの帯域幅」を90.8%まで落としています(フィルタが急峻な方が強いリンギング出る)。CDは規格上20kHz以上はカットされるはずなので、とりあえずそんなところで(44.1kHz / 2 * 90.8% = 20.0214kHz)。CD以上のハイサンプリングレートの音源の場合はもっと緩くてもよいのでしょうが(そういえばハイサンプリングレートの場合の規格ってどうなっているのでしょうね)、音源のサンプリングレート毎にフィルタ設定を選べるわけではないですし。

 「SoXフィルタの最大長さ」はとりあえずデフォルトの30000のまま。この項目はいわゆるタップ数で、値が大きいほど計算量が増えるが精度が高くなると理解しています(リンギングは増える)。

 「SoXフィルタのアンチエイリアシング」は阻止帯域の調整だと思うのですが、とりあえずデフォルトの100%。ただ、この%が何に対する%を意味するのかわかりません。仮にこの%がナイキスト周波数のときのカット率、という意味なら、DACチップの設定から考えると少しぐらい落としても(阻止帯域がナイキスト周波数を超えても)大丈夫なようにも思えます。
 例えば、micro iDSD BLで使われているDACチップである DSD1793 のデータシートを見ると、標準的なフィルタモード「Sharp Roll-Off」では、Passband(通過帯域)の最大値が0.454fs(CDなら 44.1kHz * 0.454 = 20.0214kHz)、Stopband(阻止帯域)の最小値が0.546fs(CDなら 44.1kHz * 0.546 = 24.0786kHz)ですので、CDであればだいたい20kHzから24.1kHzが遷移帯域となっています(20kHzからCDのナイキスト周波数である22.05kHzを遷移帯域としているわけではない)。これはCD規格の20kHzまでの信号が44.1kHzのサンプルレートで発生させるエイリアスは24.1kHz以上になるので(44.1kHz - 20kHz = 24.1kHz) 、こういう設定になっていると思われます。

 「SoXフィルタフェーズ」はデフォルトは66ですが、100に変更。この項目は位相応答を変えるもので、0側にするとミニマムフェーズ化(最小位相化)、100側にするとリニアフェーズ化(線形位相化)されます。ミニマムフェーズ側にするとプリエコーが減りポストエコーと波形変形が増え、リニアフェーズ側にするとポストエコーと波形変形が減りプリエコーが増えます。

【参考】
Explanation For SoX Filter Controls - Connection with external Audio Devices / Upsampling - Audirvana
デジタルフィルターの意義とResonessence Labsが複数のデジタル・フィルターを提供する理由 | Resonessence Labsとは | Resonessence Labs JAPAN
だれでもわかるハイレゾオーディオ (OnDeck Books(NextPublishing))

2020年11月21日土曜日

Audirvana を試用中

夕景
Ricoh GR

 以前から気になっていた音楽再生ソフトウェア「Audirvana」を試用してみました。有償ソフトウェアですが、30日間はフリーで試すことができます。WindwosとMACに対応しており、私が使用したのはWindows版です。
 今のところ foobar2000 で満足してはいるのですが、評判が良さそうのでとりあえず味見です。

 設定はとても簡単でした。WEBサイトからインストールして Audirvana を立ち上げ、音楽ファイルが入っているフォルダを選択するとライブラリが構築されます。後は再生先を選ぶだけでOK。
 再生先はパソコンに接続しているDACに加えてDLNAレンダラーも選べます。foobar2000でも同じことはできるのですが、環境を構築するまでの手順は圧倒的に簡単です。

 以下、良いところを箇条書きで。

  • 設定に手間がかからない。
  • フィルタ機能が強力。実用上は foobar2000 と同等。
  • 再生先の選択・切り替えが簡単。ローカルに繋いだDACもDLNAレンダラーも同じように選択できる。
  • PCMのアップサンプリングやPCMからDSDへの変換再生が可能。設定項目は一般的なアップサンプリングの内容なのでなんとなくわかるのですが、「DSDデルタシグマ変調器フィルタタイプ」がよくわからない。
  • MQAコアデコーダー搭載(これはfoobar2000にはプラグインもない)。
  • AndroidとiOSで使えるリモート操作用アプリ「Audirvana Remote」(無料)が使いやすい。foobar2000用のプラグイン&リモートアプリはありますが、こちらの方が使い勝手は上だと思います。

 foobar2000に比べるとカスタマイズ性は落ちますが、実用上は特段の問題はないので、設定が圧倒的に楽なので、有料で問題なければ他人にはこちらを薦めると思います(特にPCに詳しくない人には)。
 聴きたい音楽をさっと選んで再生リストに入れてDAC(あるいはDLNAレンダラー)に安定してデータを送り込む、という音楽再生ソフトとしての基本環境が、手間をかけずにさっと構築できるのがいいですね。

 なお、タグ編集とかカバー画像の埋込とかの用途には MusicBee がお薦めです。

2020年4月14日火曜日

Raspberry Pi 4 Model B を購入しました

ランチ
Ricoh GR

 Raspberry Pi 4 Model B/4GBを購入しました。Volumio2 で運用してた Tinkerboard のうち1台の調子が悪くなり、突然電源が落ちたりするようになったためです(もしかすると本体ではなく電源の問題かも)。

 Volumio2 で使用していて Raspberry Pi 3 と比較して良いところは、USB 3.0/Gigabit Ethernet対応となり、加えて USB と Ethenet のバスの共有がなくなったこと。SoC の高速化もあり、NAS からのライブラリの構築が速くなりました。ちゃんと比べたわけではありませんが、DXD や DSD256 などの大きなファイルを再生(再生開始までのバッファの読み込み)などにも好影響がありそうです。
 ちなみに残念なところは消費電力の増加。発熱も大きそうなのでファン付きのケースを購入しています。

 

2020年2月9日日曜日

foobar2000とVolumioでネットワークオーディオ

前置き

 私の現在のメインの音楽再生環境は次のとおりです。

 Tinker BoardはRaspberry Piのようないわゆるシングルボードコンピュータです。
 40ピンのGPIOはRaspberry Pi互換で、Raspberry Piに比べると演算速度やらLANの速度やらその他もろもろ性能が高いです。
 Volumioはこうしたシングルボードコンピュータ用の音楽再生専用のOS。

 VolumioはWebブラウザからアクセスすればプレーヤーとして使えます。
 音楽ファイルのフォルダ構成さえちゃんとしておけば、自分が聴きたい曲を探すのはさして難しくありません(ファイルが増えてくると動作速度が少々心配ですが)。
 ただ、例えば、「flacの192kHzのファイルから選んで再生したい」とか、「DSD128のファイルを再生したい」とか、細かいフィルタリングはちょっと難しい。

 そういうときはパソコンからfoobar2000という音楽プレーヤーを使います。
 Volumioは標準でUPnPレンダラーの機能を持っています。
 foobar2000もコンポーネントを入れればUPnP対応になるので、foobar2000からVolumioをレンダラーとして再生できるわけです。最初の設定には少々手間がかかりますが、一度設定してしまえばあとは簡単。DSDのネイティブ再生も可能です。

 foobar2000の設定は、条件にあったファイルをすぐに探せるよう、上のスクリーンショットのようにフィルタリング機能重視にしています。
 コーデックの種類、サンプルレート、音楽の種類、アーティスト名、アルバム名、チャンネル数などでフィルタリングが簡単にかけられるようになっています。

使用コンポーネント

 foobar2000のコンポーネントは簡単にいうと機能拡張用のプラグインのこと。
 現在、私が使用しているコンポーネントは次のとおりです。
 設定の仕方については、それぞれの参考urlをご覧ください。

2019年2月18日月曜日

MusicBeeとfoobar2000

撮った人
α6500 & SIGMA 56mm F1.4 DC DN

 今までパソコン用の音楽再生ソフトはfoobar2000を使っていたのですが、MusicBeeも併用し始めてみました。
 どちらも良いソフトウェアですが、大雑把に言うと、MusicBeeの方が設定が簡単で、Foobar2000の方が隅々まで自分好みに手を入れていける印象。一長一短ありので用途に応じて使い分けています。
 以下、簡単にそれぞれの長所と短所をまとめたいと思います。

MusicBee

良いところ
  • デザインがfoobar2000に比べて良い。特に初期設定は段違い。
  • 異なる階層のフォルダを一覧でブラウズできる。
  • アートワークの取得・設定やタグの修正がやりやすい。
  • 再生キューが見やすい。
  • Android用のリモコンアプリ(完全無料)がありスマートフォンで操作できる(要プラグイン)。
もう一歩なところ
  • 表示項目についてFoobar2000ほど細かく設定できない。コーデックの種類、サンプルレート等々。
  • DSDをネイティブ再生できない。

foobar2000

良いところ
  • 表示を自分好みに細かく設定できる(プラグインを入れて丁寧に設定していけば)。コーデックやサンプルレートを選択してアルバムリストを絞り込むような設定も可能。
  • DSDのネイティブ再生が可能(要プラグイン)。
  • Android用のリモコンアプリがありスマートフォンで操作できる(要プラグイン)。リモコンアプリは数種類あり、広告付き無料または有料(110円)。
もう一歩なところ
  • 自分の好みに設定するにはそれなりに知識(あるいは検索)と時間が必要。
  • アートワークの取得・設定の容易さはMusicBeeに比べると劣る。

結論

 結局、一長一短で絞りきれず、アートワークやタグ編集などではMusicBee、再生はfoobar2000、というように使い分けをしているところです。
 加えて、手持ちCDのリッピングにはいまだにiTunesを使っているので(CDの購入が減ったので使うことは激減しましたが)、3つのソフトウェアを併用中という次第です。

2018年12月29日土曜日

iFi Audio micro iTube2 をプリアンプとして使ってみる

風船売り
Ricoh GR

 私のオーディオ環境のメインDACは「iFi Audio micro iDAC2」でですが、サブとしてRaspberry Pi + msBerryDacも使用していまして、こちらの系統には色付け的に真空管バッファアンプ「iFi Audio iFi micro iTube2」をアンプ(パイオニアのA-70DA)との間に挟んでいます。

 これはこれで気に入っていたのですが、iTube2はプリアンプとしても使える上に、A-70DAには”Power Amp Direct” という名前のとおりプリ部分を飛ばしてパワーアンプとして使う機能がありますので、試しに接続方法を変えてiTube2をプリアンプとして使ってみました。
 iTube2からの出力をA-70DAのPower Amp Direct専用のRCA端子に繋ぎ、iTube2のディップスイッチをプリアンプ用に設定し、A-70DAのPower Amp DirectボタンをONにします。ちなみに、Power Amp DirectではA-70DAのボリュームは効かなくなり、音量調整はプリアンプであるiTube2側で行います。
 
 で、この設定で聴いてみるとこれがかなりいいです。
 バッファアンプとして使うよりも、特に弦楽器やボーカルの味付けが増すように思います。
 加えてiTube2にはXBass+という低域を増強する機能もあるのですが、これを使うとブックシェルフスピーカーでもコントラバス(ベース)がご機嫌に聴けます。私の好きな曲にHolly Coleさんの”One Trick Pony”という冒頭の弾むようなベースが印象的な曲があるのですが、これが実に素晴らしく愉しめました。
 いわゆるピュアオーディオというのとは異なりますが、個人的には音楽がしっかり楽しめればそれでいいので、満足です。

2018年12月15日土曜日

Amazon Echo SpotからBluetooth接続で外部のスピーカーに繋いでみる

ネコ
α6500 & SIGMA 56mm F1.4 DC DN

 サイバーマンデーセールで購入したAmazon Echo Spot。日々愛用しています。
 で、しばらく使ってみて、スピーカーの音質が気になり始めました。ニュースを聞く用途には十分ですが、音楽を聴くには音質的にちょっと厳しいかな、と。Amazon Musicが使えるのに、これでは宝の持ち腐れです。
 せっかくなのだから、もうちょっといい音で聴きたい。できれば普段使っているオーディオから流したい。

 ちなみに現在のオーディオ環境はこんな感じ。

  • 音源置き場(NAS): Synology DS418j
  • ネットワークプレーヤー: TinkerBoard + Volumio2
  • DAC:  iFi Audio micro iDAC2
  • プリメインアンプ: パイオニア A-70DA
  • スピーカー: Focal Aria906

 Echo SpotはLAN接続必須のだからAirplayなりDLNAなりに対応してくれればVolumio経由で繋げるですが、残念ながら非対応。なのでBluetoothで接続することにしました。Echo SpotのBluetoothの対応コーデックはSBCだけですが、Amazon MusicのビットレートはAACの256kbsですし(SBCの最高ビットレートは328kbs、ただしAACとは圧縮方法が違う)、Bluetooth接続で十分かな、と。

 今回、購入したのは「 TaoTronics Bluetooth トランスミッター & レシーバー 」という商品。名前のとおりBluetoothのトランスミッターにもレシーバーにもなります。ちなみに、付属品は、①USBの充電ケーブル(micro USB)、②TOSLINKの光ケーブル、③3.5mmのメス-RCAのオスのコード、④3.5mmのオーディオケーブル、です。光ケーブルが付属しているのがささやかに嬉しい。
 プリメインアンプのA-70DAはDAC内蔵のプリメインアンプで光デジタル入力もできるので、今回は光ケーブルでつなぎました。
 Echo Spot → Bluetoothレシーバー → DAC兼プリメインアンプ A-70DA → スピーカー Aria906 という流れになります。
 ちゃんとしたオーディオに繋いでやると、出てくる音はやっぱりEcho Spot本体から流すのとは雲泥の差です。
 EchoシリーズはAmazon Music Unlimitedに専用プランがあって月額380円で入れるのですが、これなら入る価値があるかな、と思い始めました。

 Bluetooth接続のひとつ残念な点は、音声をすべてオーディオ側で流すことになること。
 できれば、音楽だけはオーディオで流れ、それ以外のAlexaとのやりとりはEcho Spot本体側でやりとりできるといのですけどね。音楽を流している途中にAlexaに話しかけると音楽がストップしちゃいますし。やっぱりAirplayに対応して欲しいなぁ。

2018年11月18日日曜日

iFi micro iDAC2 と micro iDSD BL のファームウェアを5.30Cにアップデート

美容室
α6500 & SIGMA 16mm F1.4 DC DN

 iFI の micro iDAC2とmicro iDSD BLのファームウェアを5.30Cにアップデートしました。
 これによりミニマム・フェーズ・フィルター(Minimum Phase Filter)がGTOフィルター(Gibbs Transient Optimised Filter)に置き換わり、MQAレンダラーとしても機能するようになりました。

 GTOフィルターは「フィルターを短く、プリリンギングなしに保つことによって、フィルター・レスポンスが聞こえなく」なるようにしたフィルターだそうです。詳細はiFI-Audio.jpのBlogを御覧ください。英語版のテクニカルノートが日本語に翻訳されて掲載されています。

 GTOフィルターでは、PCM音源の再生時はGTOフィルターで8倍オーバーサンプリングが行われ352.8kHz/384kHzで再生されるそうです。8倍オーバーサンプリングはたぶん44.1kHz/48kHzの場合で、要は352.8kHz/384kHまでオーバーサンプリングされるということなのではないかと思います。

 今まではBitPerfectで聴いていました。オーバーサンプリングを行わないモードですね。
 最近のCD音源はオーバーサンプリングを行うことを前提に録音されているらしいので16bit/44.1kHzの音源を聴くのならGTOフィルターの方が良いのかなと思いつつも、時間がなかなかとれなくて切り替えながら聴き比べることができていません。
 まぁ、BitPerfectで特に不満もなかったので無理に変えることもないのですが、先程のテクニカルノートを読むとなかなか素晴らしそうなフィルターなので、そのうちじっくりと聴き比べてみようと思います。

 なお、MQA対応ですが、今回のファームウェアのアップデートでMQAフルデコーダーとなるわけではないので、再生ソフトウェア側がMQAコアデコーダー機能を持ってないとMQAとしてのの再生はできません(単なるCD音源と同様には再生される)。
 MQAコアデコーダー機能を持つ再生ソフトウェアを持っていないので(無料のものは見つかりませんでした)試すことができないのが残念です。Volumioが対応してくれるとありがたいのですけどね。もっとも、MQAってどちらかというと定額制の音楽配信向けのファイル形式な気もするので、当面は利用する機会はなさそうですが。

2018年8月18日土曜日

パイオニアのDAC内蔵アンプ「A-70DA」をVolumioと接続してみる

傘
α6500 & SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art

 先月、パイオニアのクラスDアンプ「A-70DA」を導入しました(「パイオニアのクラスDアンプ「A-70DA」を購入しましたので感想など」)。
 現在、Volumio2 を入れた Tinker Board に iFi Audio の micro iDAC2 を接続したものを Line1、Symphonic MPD(Ver0.60 β3)を入れた Raspberry Pi に msBerryDAC を載せたものを iFi Audio の iTube2 を経由して Line2 に入力し、流す音源によって、あるいは気分によって使い分けています。

 個人的にはこれで十分満足なのですが、せっかく A-70DA にも DAC がついているので、試しに Tinker Board と USB でつないでみたところ、Volumio2 できちんと認識されました。「プレイバックオプション」の「オーディオ出力」→「出力デバイス」に「PIONEER A-70DA A-50DA USB AUDIO」と表示されます。A-70DAもUSBインターフェースはXMOSを使用しているのかな。ドライバーをインストールしなくてはいけない Windows より簡単です。ありがたやありがたや。
 A-70DA の DAC部分は ESS の ES9016S を各チャンネルそれぞれ4chパラレルで駆動しており、この部分だけで言えば同じパイオニアのネットワークプレーヤー「N-50AE」と同じ構成です。対応フォーマットも PCM が 384kHz/32bit、DSD が 11.2MHz まで対応しています。
 音質的には iDAC2 よりも軽い感じがしますが、これはこれで悪くないです。