2008年10月24日金曜日

手書きとパソコンの思考過程の違いについて

ひなたぼっこ
ひなたぼっこ posted by (C)のんくり EOS Kiss X2 + SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM

 今さらですが、紙の手帳は日記としてしか使用していないことに気がつきました。
 以前はフランクリンプランナーを愛用していたのですが、試行錯誤を経て、今はスケジュールはグーグルカレンダーとEMONSTER、TodoリストはRemember The MilkとEMONSTERに落ち着いています。
 日記もパソコンでつけてもいいのですが、紙の上に万年筆を走らせる感触が好きで、鞄が重くなるのも厭わず毎日「ほぼ日手帳」を持ち歩いています。

 ときどき思うのですが、パソコンで文章を書くときと、紙の上に文字を書くときでは、思考の過程が違うような気がしています。
 パソコンの方が修正がしやすいせいか、思考が後戻りすることが多い。すぐ前に戻って修正したくなり、なかなか先へ進めません。
 手書きでは、とにかく前に進むようになります。たとえ文章のリズムが悪かったり、そぐわない言葉を使ったりしても、その場で修正しているとぐちゃぐちゃになるので、とりあえず思考を前に進め、あとで推敲することになります。

 パソコンで書くときもホントはどんどん前に進めた方がよいのかもしれません。細かいところは全体が書き終わってから修正すればよいのですし(何しろ修正が簡単なのがパソコンを使うことの利点なのですから)。
 前のめりに前のめりに文章を書くことが長文を書くコツである気がしています。

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