2009年11月30日月曜日

カメラを持つ若い人が増えた

遮る
遮る posted by (C)nonkuri SIGMA DP2


 休日に谷中銀座あたりを子を連れて散歩していると、カメラを持つ若い人が増えたことを実感する。それもコンパクト・カメラではなく、一眼タイプ(レフもレフでないのも)を首からぶら下げている。男性も女性も多い。
 男性はニコンかキャノンが多い。あとはE-P1が少し。
 それに比べ、女性はバラエティ豊かである。比較的小型のものが多いが、定番のEOS-KissやD60、オリンパスのフォーサーズ(E-30等)・マイクロ・フォーサーズ(E-P1)、パナソニックのGF-1、ペンタックスのK-x。色とりどりである。

 これは、どういうことなのか?
 単純に言えば、撮る人の目が肥えてきて、コンパクト・カメラの画質では満足できない人が増えてきたということなのだろう。

 でも、個人的には、もっと根が深いようにも感じる。身近なことに関心を持つ人が増えたということなんだと思う。世界が混沌とし、先が見えなくなった現在、大きな世界よりも身近な良きもの、小さな幸せを発見できるのが写真の世界。きっと、そこに少し踏み込んでみたくなったのだ。

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