2011年8月30日火曜日

マニュアルフォーカスの楽しさ

雀
posted by (C)nonkuri NEX-5 + 135mm F2.8 [T4.5] STF SAL135F28


 NEX-5とSTF 135mmで撮っていますと、まず大変なのがピント合わせ。135mmでF2.8なので、開放で撮ると被写界深度がとても浅い。
 静止画ならのんびり合わせられますが、動くものはなかなか苦労します。
 昔のプロカメラマンは大変だっただろうな。
 カメラのファインダーが重視された訳がよく分かります。

 NEX-5で撮る場合は、ピーキング機能を利用して通常表示のまま大雑把に合わせ、ここぞというときに拡大して、動くものに追随してレンズを動かしつつピントリングを回していく、ということを続けることになります。
 合ったと思ったら、すかさず連写。マニュアルフォーカスなので連写優先モードにして秒間7コマを生かします。

 そんなことを続けているとですね。
 ピントを合わるということ自体が目的となり楽しくなってきます。
 狩りをやっている人の気持ちが少しわかったような気になります。
 獲物そのものも嬉しいけれど、それよりも獲ったということ自体が嬉しい。
 きっと、そうなのではないかと。
 本末転倒な気もしますが、手段のために目的があるのも、それはそれでいいのではないかと。

 で、何がいいたいかというですね。
 スズメにぴたりとピントが合った冒頭の写真は撮れただけでもうハッピー、ってことなのです。


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