ティファニー(ポールセンローズ) posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
『New Roses』シリーズの編集者、玉置一裕さんのブログに面白い記事がありました。
○New Roses2011秋 編集後記その⑦ | 薔薇ブログ | ミセスブロガーズ | えるこみ)
ところで、育てている方はお分かりいただけると思いますが「アプリコット色」は、ピンク~黄色の間で微妙に変わります。ずっと思っていた疑問が、ERの一つ‘セント セシリア’が「アプリコット色」とカタログ表示でも初期の日本紹介でも言われている点。今回の本でも(迷いましたが)それに準じました。
’セント セシリア’はハイポネックス社の広告にも登場しているバラ。自宅でも長く育てていますが、ずっと「ピンク色」です…。
これはどうやら、気候だけでなく苗の問題のよう。今年の国バラで黄色の‘快挙(かいきょ)’を展示したとき、「ラクサ台木の方が黄色が強く出る」と言われていました。その段階ではあまり注意しませんでしたが、この企画を期に関係先にイロイロ聞いてみました。
ERを多く取り扱うある小売店によると、‘クイーン オブ スウェーデン’も同様に、輸入木は「アプリコット色に咲く」とか。
ラクサ台木といのはロサ・ラクサを接木の台木にしたもののことで、ヨーロッパからの輸入苗はロサ・ラクサが台木となっているものが多いですね。
黄色の発色がいいというのが気になったのでラクサ台木について調べてみると、日本のノイバラ台木のバラ苗に比べて次のような特徴があるようです。
- 乾燥に強く、過湿に弱い。
- 根頭癌腫病に罹りづらい。
- 成長が緩やか。
- 台木から芽が出やすい。
- 赤色の発色がいい。
これらに加えて、黄色の発色がいいとなると、鉢植えだとラクサ台木の方が向いているのかもしれないですね。
うっかり水遣りを忘れるときもあるし(わたしだけ?)、あまり大きく育たないほうが鉢とのバランスがいいですからね。
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