2014年4月23日水曜日

Lightroom について知っておいた方がいいと思う幾つかのこと(プロファイルと現像初期設定編)

Yellow flower
NEX-6 & EF 100mm F2.8L マクロ IS USM


 今回はカメラキャリブレーションのプロファイルと現像初期設定について。
 現像モジュールの右側のパネルの一番下の方の「カメラキャリブレーション」というパネルの中に「プロファイル」という項目があります。
 これを変えると発色の傾向が変わります。使用するフィルムを選ぶようなものですね。
 標準では「Adobe Standard」に設定されています。
 NEXシリーズのRAWを現像するときはこのままではあまり好みの色にならないことが多く(特に濃いピンク系がべたっとした感じになる)、Sony純正のRAW現像に準拠した色合いとなるプロファイルを使うことが多いです。NEX-6用のものは、「Camera Standard」、「Camera Portrait」など幾つかあります。

 で、現像のたびにいちいちこれを変えるのは面倒なので、最初から「Camera Standard」をプロファイルに選んだ状態で開けるように設定します。
 まず、メニューから[ 編集 ] - [ 環境設定 ] - [ プリセット ] を開き、「カメラのシリアル番号に固有の初期設定を作成する」にチェックを入れます。この設定でカメラ毎に初期設定を登録することが出来るようになります。
 次に該当機種のファイルを開き、カメラキャリブレーションを「Camera Standard」に設定します。他にも初期状態を設定したいところがあれば併せて設定します。
 設定が終わったら[ 現像 ] - [ 初期設定 ] を開き、[ 現在の設定に更新 ] ボタンを押します。
 すると、新しくカタログに取り込んだものから、設定した初期状態でファイルが開くようになります。なお、過去にカタログに登録済みのものは従来通りのままです。


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