2016年10月28日金曜日

名作の行方

佇む
NEX-6 & 135mm F2.8 [T4.5] STF SAL135F28

 図書館でCDの棚を眺めていたら、ヤナーチェクの『クロイツェル・ソナタ』という曲を見つけました。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番通称『クロイツェル』は有名ですがこの曲は聴いたことがなかったので、試しに借りて聴いてみましたら、かなり物悲しく叙情的な曲でした。
 後で調べてみたところ、この曲は、ベートーヴェンの『クロイツェル』に触発されて書かれたトルストイの小説『クロイツェル・ソナタ』に刺激を受けて作曲された弦楽四重奏曲なのだそうです。
 名作というものは、さながら某プロ野球チームの優勝による経済波及効果のように、その影響力の裾野はとても広いようです。  

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