2020年11月29日日曜日

ビオラが好き

ビオラ
α6500 & 135mm F2.8 [T4.5] STF SAL135F28

 冬でも綺麗に咲き続ける貴重な花、ビオラ。
 ハンギングバスケットで寄植えに使っています。
 個人的にとても好きな花で、季節を問わず咲いてくれればいいのにと思います。
 花の形といい、色合いの豊富さといい、花つきの良さといい、丈夫さといい、隙がない。

 ビオラは日本でも育種が盛んで、検索すると個人育種家さんの素晴らしい品種がいろいろとあるのですが、残念ながらうちの近所の花屋さんでは見つからず。
 やっぱり実物を見て買いたいので、早く広まるといいのですが。

2020年11月23日月曜日

Audirvana のアップサンプリングの設定について考える

スカイツリー
α6500 & SIGMA 56mm F1.4 DC DN

 折角のAudirvanaの試用期間なので、いろいろと設定を試しています。

 今は PCM音源をAudrivana でDSD256に変換し Volumio 経由で再生するという方法を楽しんでいるところ。とりあえず何の問題もなく再生されています。
 本当はDSD512も試してみたいのですが、micro iDSD BL のファームウェアを5.3Cから5.3に変更しないとDSD512が使えないので面倒なのでやめてます。DSD256で十分な気がするし、5.3にしてしまうとGTOフィルターが使えなくなっちゃいますし。すべて Audirvana 側でアップサンプリングして再生する、というような決断をすることになったら変えるかもしれませんが。

 で、ここで悩ましいのは「DSDデルタシグマ変調機フィルタタイプ」とアップサンプリングのSoXフィルタの設定をどうするか。
 結局のところ自分の耳で聴いて好みになるようにすればいい話ではあるのですが、それほど時間がとれるわけでもないので、とりあえずベースとなるものを考えます。

 Audirvana のDSDデルタシグマ変調機フィルタタイプは、ABCと3種類あって、AとBが4次から8次までありCは次数は選択できない、という選択肢なのですが(デフォルトは「B(7次)」)、それぞれの設定がどんなものなのか検索しても見つからず。ABCはノイズシェーピングのやり方の違い、次数は積分器の数だろうなと想像はつくのですが。デルタシグマ変調を理解している人にはABCでわかるような常識的なことなのか? なぜCは次数を選べないのか?
 よくわからないので、とりあえず「B(8次)」を選んでいます。

 SoXフィルタはデフォルトはかなり急峻なフィルタ設定だったので、とりあえず「SoXフィルタの帯域幅」を90.8%まで落としています(フィルタが急峻な方が強いリンギング出る)。CDは規格上20kHz以上はカットされるはずなので、とりあえずそんなところで(44.1kHz / 2 * 90.8% = 20.0214kHz)。CD以上のハイサンプリングレートの音源の場合はもっと緩くてもよいのでしょうが(そういえばハイサンプリングレートの場合の規格ってどうなっているのでしょうね)、音源のサンプリングレート毎にフィルタ設定を選べるわけではないですし。

 「SoXフィルタの最大長さ」はとりあえずデフォルトの30000のまま。この項目はいわゆるタップ数で、値が大きいほど計算量が増えるが精度が高くなると理解しています(リンギングは増える)。

 「SoXフィルタのアンチエイリアシング」は阻止帯域の調整だと思うのですが、とりあえずデフォルトの100%。ただ、この%が何に対する%を意味するのかわかりません。仮にこの%がナイキスト周波数のときのカット率、という意味なら、DACチップの設定から考えると少しぐらい落としても(阻止帯域がナイキスト周波数を超えても)大丈夫なようにも思えます。
 例えば、micro iDSD BLで使われているDACチップである DSD1793 のデータシートを見ると、標準的なフィルタモード「Sharp Roll-Off」では、Passband(通過帯域)の最大値が0.454fs(CDなら 44.1kHz * 0.454 = 20.0214kHz)、Stopband(阻止帯域)の最小値が0.546fs(CDなら 44.1kHz * 0.546 = 24.0786kHz)ですので、CDであればだいたい20kHzから24.1kHzが遷移帯域となっています(20kHzからCDのナイキスト周波数である22.05kHzを遷移帯域としているわけではない)。これはCD規格の20kHzまでの信号が44.1kHzのサンプルレートで発生させるエイリアスは24.1kHz以上になるので(44.1kHz - 20kHz = 24.1kHz) 、こういう設定になっていると思われます。

 「SoXフィルタフェーズ」はデフォルトは66ですが、100に変更。この項目は位相応答を変えるもので、0側にするとミニマムフェーズ化(最小位相化)、100側にするとリニアフェーズ化(線形位相化)されます。ミニマムフェーズ側にするとプリエコーが減りポストエコーと波形変形が増え、リニアフェーズ側にするとポストエコーと波形変形が減りプリエコーが増えます。

【参考】
Explanation For SoX Filter Controls - Connection with external Audio Devices / Upsampling - Audirvana
デジタルフィルターの意義とResonessence Labsが複数のデジタル・フィルターを提供する理由 | Resonessence Labsとは | Resonessence Labs JAPAN
だれでもわかるハイレゾオーディオ (OnDeck Books(NextPublishing))

2020年11月21日土曜日

Audirvana を試用中

夕景
Ricoh GR

 以前から気になっていた音楽再生ソフトウェア「Audirvana」を試用してみました。有償ソフトウェアですが、30日間はフリーで試すことができます。WindwosとMACに対応しており、私が使用したのはWindows版です。
 今のところ foobar2000 で満足してはいるのですが、評判が良さそうのでとりあえず味見です。

 設定はとても簡単でした。WEBサイトからインストールして Audirvana を立ち上げ、音楽ファイルが入っているフォルダを選択するとライブラリが構築されます。後は再生先を選ぶだけでOK。
 再生先はパソコンに接続しているDACに加えてDLNAレンダラーも選べます。foobar2000でも同じことはできるのですが、環境を構築するまでの手順は圧倒的に簡単です。

 以下、良いところを箇条書きで。

  • 設定に手間がかからない。
  • フィルタ機能が強力。実用上は foobar2000 と同等。
  • 再生先の選択・切り替えが簡単。ローカルに繋いだDACもDLNAレンダラーも同じように選択できる。
  • PCMのアップサンプリングやPCMからDSDへの変換再生が可能。設定項目は一般的なアップサンプリングの内容なのでなんとなくわかるのですが、「DSDデルタシグマ変調器フィルタタイプ」がよくわからない。
  • MQAコアデコーダー搭載(これはfoobar2000にはプラグインもない)。
  • AndroidとiOSで使えるリモート操作用アプリ「Audirvana Remote」(無料)が使いやすい。foobar2000用のプラグイン&リモートアプリはありますが、こちらの方が使い勝手は上だと思います。

 foobar2000に比べるとカスタマイズ性は落ちますが、実用上は特段の問題はないので、設定が圧倒的に楽なので、有料で問題なければ他人にはこちらを薦めると思います(特にPCに詳しくない人には)。
 聴きたい音楽をさっと選んで再生リストに入れてDAC(あるいはDLNAレンダラー)に安定してデータを送り込む、という音楽再生ソフトとしての基本環境が、手間をかけずにさっと構築できるのがいいですね。

 なお、タグ編集とかカバー画像の埋込とかの用途には MusicBee がお薦めです。

2020年11月14日土曜日

アラームの不要な世界

眠り猫
α6500 & FE 85mm F1.8 SEL85F18

 睡眠の大切さをしみじみと感じる今日このごろ。
 自然と起きたくなるまで毎日眠っていたい。

2020年11月7日土曜日

Color or Monochrome

バラ
α6500 & Mitakon 35mm f/0.95

バラ
α6500 & Mitakon 35mm f/0.95

 カラーにはカラーの良さがあるし、モノクロームにはモノクロームの良さがあります。

 いったい人間の脳の仕組みはどうなっているのだろう?