2009年9月18日金曜日

親指オートフォーカスが好き

ゆらぎ
ゆらぎ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM


 基本的にKiss X2のオートフォーカスの設定は、いわゆる親指オートフォーカスとAIサーボ(コンティニュアスAF)の組み合わせにしている。
 親指オートフォーカスというのは、オートフォーカスの作動開始を、通常のシャッターボタン半押しではなくカメラ背面のAELボタンに割り当て、親指でオートフォーカスを動作させるようにすること。オートフォーカスの動作がシャッターボタンから独立することになる。

 こうすることによるメリットは、コンティニュアスAFとカメラを振ることによる構図の調整を両立させることができることにある。
 シャッターボタン半押しでAFが動作すると、中央の測距点でオートフォーカスを動作させた後カメラを上下左右に振って構図を調整したいとき、コンティニュアスAFが利いてピントがずれてしまう。
 親指オートフォーカスなら親指を離せばAF動作がとまるので、それからカメラを振ればよい。
 おまけに、AEロックはシャッターボタンを半押ししたときなので、構図の違いで露出がおかしくなることもない。

 ただし、弱点もなくはない。
 他人に撮ってもらうとき、通常の設定にしてから渡さないとピンボケ写真になってしまうことだ。 

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