2011年8月26日金曜日
伊豆旅行 その2(土肥 富岳群青)
土肥の海 posted by (C)nonkuri
2日目は、まずは近くの外浦海水浴場へ。
子供に海を体験させるために行ったのですが、海そのものよりも砂遊びの方が楽しそうでした。
あまりの暑さに1時間ほどで退散。
次は、堂ヶ島に向かいます。
堂ヶ島での目的は洞くつめぐり遊覧船だったのですが、到着してみると強風のため運行中止。残念。
仕方がないので、遊覧船のチケット売り場と駐車場になっている加山雄三ミュージアムで昼食。
しかしながら、ここのレストランはいただけませんでした。席は空いているにオペレーションが悪くてなかなか入れないし、注文したきのこスパゲッティは麺が茹で過ぎだし。お土産を買うにはいいところなんですけどね。
というわけで、さっさと退散し、2日目の宿泊場所である土肥の「富岳群青」へ向かいます。
「富岳群青」は、まだ新しい宿。
7月12日に開始したばかりで、11月8日まではプレオープン期間中とのことです。
到着するとフロントでウェウカムドリンクをいただきながらチェックインとなり、その後、別棟になっている客室に案内されます。
客室は8室しかなく、全室が駿河湾が見えるオーシャンビューです。
気象条件が良ければ富士山が見えるらしいのですが、残念ながらこの日は見えませんでした。
富岳群青のテラスから posted by (C)nonkuri
客室は部屋はリビング+ベッドルーム+畳部屋+バスルーム、海側にデッキテラスと温泉露天風呂があります。
デッキには横になれるチェアなどもあり、海や空を眺めながらのんびりと過ごすことができます。
富岳群青 posted by (C)nonkuri
富岳群青 posted by (C)nonkuri
客室では室内施設の説明を受け、iPad2を渡されます。iPad2では館内の案内図や夕食のメニューなどを見ることができます。もちろん、普通のiPad2としても使えます。
室内には無線LANもあるのですが、iPod Touchで接続してみたところ、無線LANには繋げるものの、なぜかインターネットには繋げませんでした。暗号化もされていないし、ちょっと中途半端かな。
TVはシャープ製のブルーレイ内蔵50インチ液晶のもの。こういう宿でどれだけTVを見る人がいるのかよくわかりませんが、まぁ、大きいことはいいことです。
冷蔵庫の飲み物・食べ物はすべて宿泊代金に入っています。プレミアムモルツとかも入っていました。個人的にはプリンが気に入りました。
それと、ネスプレッソというカプセル式のエスプレッソマシンがあって、こちらも飲み放題です。コーヒーはそんなに飲んでばかりいると胃が悪くなりそうですが。
ちなみに、冷蔵庫に牛乳が入っているので、グラスに牛乳と氷を入れ、エスプレッソを注ぐと美味しいアイスミルクコーヒーになりますです。コーヒー牛乳も入っていますが(何でも入っている冷蔵庫ですな)、こちらの方が断然美味しい。
夕食は別棟。フロントのある建物の奥に食事用の部屋があります。すべて個室です。
富岳群青 posted by (C)nonkuri
客室のある棟と食事用の部屋のある棟の間にウォーターガーデンがあります。夜はライトアップされていてとても綺麗です。
ナプキン posted by (C)nonkuri
テーブルの上のナプキン。こういう演出は好き。
サイトを見ると、フレンチテイストの和食となっていますが、メニューの組立を見ると、むしろフレンチに和の要素を入れたという方が適切かと思います。
以下、夕食の 写真です。
○土肥特産椎茸と鰻・フォアグラのミルフィーユ仕立て 西伊豆名産「心太」オレンジ風味のエスプーマを添えて
土肥特産椎茸と鰻・フォアグラのミルフィーユ仕立て posted by (C)nonkuri
あまりミルフィーユっぽくないような気はしますが、それはさておき味はよろしいです。
○菜園野菜・地磯黒鮑・戸田産赤座海老のサラダ サマートリュフをあしらって
菜園野菜・地磯黒鮑・戸田産赤座海老のサラダ posted by (C)nonkuri
単純に鮑と野菜が美味しいです。トリュフの存在意義はいまひとつよくわからない。
○「お造り」 旬の地魚の御刺身盛り合わせ
お造り posted by (C)nonkuri
これは完全に和風ですね。
刺身前 posted by (C)nonkuri
こういうお魚がお刺身になったそうです。
○パート・カダイフを纏った金目鯛のポワレ 赤座海老のクリームソース (魚料理)
パート・カダイフを纏った金目鯛のポワレ posted by (C)nonkuri
○駿河湾産鱸の「もと焼き」(魚料理)
駿河湾産鱸の「もと焼き」 posted by (C)nonkuri
魚料理は上のいずれかを一人ひとり選べます。スズキの「もと焼き」は味付けが和風でした。
○赤紫蘇のグラニテ アロエのコンポートを添えて
赤紫蘇のグラニテ アロエのコンポートを添えて posted by (C)nonkuri
口直しのグラニテ。シャーベットですね。アロエのコンポートが良かったです。
○静岡県産ふじやま和牛のサーロインと早松茸のグリル(肉料理)
静岡県産ふじやま和牛のサーロインと早松茸のグリル posted by (C)nonkuri
○仔羊の香草ロースト 南仏風(肉料理)
仔羊の香草ロースト 南仏風 posted by (C)nonkuri
肉料理も上のいずれかを選びます。上の料理、牛肉と松茸の相性はよくわかりませんが、別々に食べてもそれぞれ美味しいのでそれで良しとします。
○鯛茶漬け
鯛茶漬け posted by (C)nonkuri
○地魚寿司
寿司 posted by (C)nonkuri
食事は鯛茶漬けか地魚の寿司を選択。
鯛茶漬け、美味しいです。鯛茶漬け大好き。
寿司は食べてないので味はわかりませんが、米が赤かったので赤酢を使っているのでしょうか。ちなみに上の写真は1貫しかありませんが、一人分2貫です。
食事ではなくフランス産のチーズを選ぶこともできます。写真はありませんが、この他にパンが別に出ます。まぁ、普通のパンです。
○ブラマンジェ フルーツスープ仕立て
ブラマンジェ フルーツスープ仕立て posted by (C)nonkuri
凝ったものではありませんが、素直に美味しい。デザート好きには量的に少し物足りないかも。
○紅茶と小菓子
小菓子 posted by (C)nonkuri
紅茶好きとしては紅茶はもう少しきちんと淹れて欲しかったですね。もっとも、たいていのレストランで満足のいく紅茶は出てきませんが。
総合的な宿の感想。
のんびりと寝転びながら本でも読んだり、ぼんやり海や空を眺めたり、そういう心安らかにくつろぐための宿です。
対象は、夫婦・カップルか、お父さんといっしょにお風呂に入ってくれるぐらいの年齢の子供がいる家族。何しろ室内からデッキの露天風呂に入っているところが丸見えなので、内風呂もあるといはいえ、そういうのが大丈夫な関係の人たちで泊まらないとつまらないでしょう。
いいところは、小さな子供連れでも大丈夫なところ。こういう宿って小学生以下は宿泊できないところが多いので、ありがたいです。
サービスの人は、オープンしてまだまもないせいか、少しぎこちない感じがしましたし、ミスも幾つかありました。でもまぁ、人柄は良さそうな人が多いので、慣れてくればよくなるのではないかと思います。
価格帯から考えると、夕食はもう少し工夫が必要なような気がします。都内だとフレンチは程々の価格で美味しい店が多いので、余計にそう感じるのかもしれません。
もう少しコストパフォーマンスがよければ、これでもいいのですけどね。
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