2012年4月26日木曜日

カメラと境界

雨降り
雨降り posted by (C)nonkuri
NEX-5 + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z


 境界について考えると、いつも行き詰まってしまう。
 どうやら、それは思っていたよりも曖昧な存在らしい。

 たとえば、人間と人間以外の境界はどこにあるのか?
 人類の進化の過程で、いったいどこからが人間でどこまでが人間ではない存在なのか?

 たとえば、わたしとあなたとの境界はどこにあるのか?
 カメラは、わたしとあなたの境界線を引く道具なのか?
 あるいは、あなたとわたしを結びつける道具なのか?


3 件のコメント:

野村 万里(nomura banri) さんのコメント...

境界は、無、点、線、面、時間など何においても限定は難しいと思います。ですが、境界という概念は人間がつくりましたので、支配者や数の論理上それが規定されるのではないでしょうか。僕は境界や白黒の世界から抜けて生きたいです。

のんくり さんのコメント...

定義次第、っと言ってしまえばそれまでなのですが、個人的には境界を探求することはとても興味深いことなのではないかと思っています。海岸線をたどって歩いた伊能忠敬のように。

野村 万里(nomura banri) さんのコメント...

境界の探求は非常に面白いですし、いつもそれを気にして思考をめぐらしている自分も否定はできません。伊能氏は陸線を結んだ後、どのような気持ちになったんだろう、その後何をしたんだろう、その輪郭が何を産んだんだろう。