2013年1月31日木曜日

修善寺温泉に行ってきました(その1)


NEX-5 + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z


 修善寺温泉に家族旅行に行ってきました。
 JRの国内ツアーであるびゅうに「ジャスト伊豆」という交通費+一泊2食付きで2万円というパッケージがありまして、今回はこれを利用しています。
 出発日限定、一泊二日のみという制限はありますが、なかなか良いお宿にお安く泊まれます。なのでかなり人気があるようで、我々が申し込んだときには海沿いのお宿は希望日が埋まっており、比較的人気薄の山側の修善寺温泉が目的地となりました。

 9:00東京駅発の踊り子号に乗り、道中をのんびりと過ごし、11:00過ぎに修善寺駅に到着。
 そこからバスで修善寺温泉の中心部に。さらにそこから500m程歩いて今回の宿泊地、○久旅館へ。念の為に申し添えますと、「○久旅館」というのは一部伏字にしているわけではなくて、そういう旅館名です。「まるきゅうりょかん」と読みます。

 旅館に荷物をおいて、女将さんにお薦めの昼食処を訊き、竹林の小径など雰囲気のよさそうなところを散策しながらランチに。
 3軒教えてもらったお店のうち2軒は混んでいたので、お蕎麦が美味しいという「わらしな」というお店へ行ったのですが、ある意味強烈なお店でした。
 小綺麗な蕎麦屋が多い中、見た目は蕎麦屋というより居酒屋(というか本業が居酒屋らしい)。店の前には、洋食のメニューも貼りだされており、とても美味しそうな蕎麦屋には見えません。女将さんのお薦めがなかったら入らなかったでしょう。
 少し不安を感じつつ入ってみると誰も客は誰もいなく、店主と奥さんの老夫婦がいるのみ(後ほど判明するのですが、この奥様が一癖ある人なのです)。さらに不安を掻き立てられつつも奥の座敷に案内され、靴を脱いで座りました。
 奥さんのお薦めで天ぷらそばを注文。
 で、海老とか野菜の普通の天麩羅のついた蕎麦を想定していたのですが、予想をまったく覆し出てきたのが下の写真の天麩羅。




 もし後で行く人がいたとき驚きがなくなるといけないので衣の中味が何かは書きませんが、どれも美味しいです。手打ちの蕎麦も美味しいですよ。
 今回の味を見る限り御主人の料理の腕は確かものなので、本業の居酒屋の料理も美味しいのではないかと思われます。居酒屋らしく日本酒の品揃えがよく、また価格も良心的。
 最後に注意点を。
 ここの奥さん。話し方に挑戦的な表現が多く、人によってはいらいらしそうです。

 その後、修善寺から源範頼の墓を廻り、宿に戻りました。快晴で風もなく、楽しいお散歩。


 ○久旅館の感想を少し。
 館内は綺麗です。温泉も広くはないですが、収容客数から考えるとこんなものでしょう。
 夕食・朝食は量が多いです。質的にも悪くないのですが、とにかく量のインパクトが強いので、他がぼやけます。味付けは濃い目。同じ食材が形を変えて何回かでてくる部分は疑問がありますが、料理自体は工夫されています。正規の料金は知りませんが、少なくとも今回のパッケージに関してはコストパフォーマンス抜群です。




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