NEX-5 + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z
修善寺温泉への旅行の2日目。
この日の目的地は周辺で幼児を遊ばせるのに適当なところを探していて見つけた(虹の郷(にじのさと))という施設。
修善寺温泉の中心地から1.5kmぐらいでタクシー料金もそろほどかからない、はずだったのですが、タクシーの運転手さんの薦めで達磨山の展望台に行ったため、想定を越える料金が。
しかし、達磨山からの光景は、それだけの料金を払う価値のあるものでした。
上の写真のように、晴れ渡った空の下、冬の澄んだ大気をとおして駿河湾の向こう側に冠雪した富士山が眺められました。
山頂には少し雲が掛かっていましたが、それはもう絶景です。
じっくりと富士山を眺めたあと、当初の目的地の虹の郷へ。
虹の郷は、簡単にいうと一種のテーマパークで、広大な庭園の中に各種施設が点在します。
シーズオフの平日、ということでお客さんはまばら。
子どもの希望で、最初にロムニー鉄道に乗りました。
英国製の15インチゲージのミニSLです。広大な施設の端の施設(「イギリス村」)から反対の端(「カナダ村」)をつなぐ全長2.4kmの路線。幾つか種類があって、ディーゼル機関車のものもあるらしいです。他の乗り物としてロムニーバスというアンティーク調のバスもありました(園内だけの運行だと思うのですが、なぜかナンバーもついていました)。
次にカナダ村の駅のそばにある「インディアン砦」というところにあるローラー滑り台に。3種類ほどあって、もっとも長い全長約100mのもの、高低差がありトンネルをくぐるもの、とバラエティーにとんでいます。うちの子はこれが気に入って、何回もやっていました。
いつまでもローラー滑り台をやっていると先に進めないので、なんとか子どもを説得し、庭園を散策しながら「匠の村」へ。
ここは陶芸や紙漉きなど手作り体験をするための施設が揃っているところで、ここでは貯金箱づくりをしました。
貯金箱づくりといっても難しいものではなく、ベースとなる貯金箱に、文字や動物の形に切り抜かれた飾りの木を貼り、マーカーで着色するというものです。飾りの木を貼るのも店の人がやってくれるので、実質的には飾りを選んでマーカーで塗るだけの作業。幼児でもできます。
ただし、創るのは簡単ですが、価格には罠があります。飾りの木一つにつき200円ぐらいかかるので、子どもに好きなように選ばしたら、かなり高くつきました。子どもは満足気でしたが。
ちなみに、この匠の村は虹の郷の中では高台にありまして、展望台から富士山が綺麗に見えます。
NEX-5 + E 50mm F1.8 OSS SEL50F18
そこからまた散策しながら入場口近くにある「イギリス村」へ。下の写真のような雰囲気の建物が並んでいます。なんとなくイギリスっぽいです。イギリスに行ったことはないので、ほんとにイギリスの建物がこういうものなのかはわかりませんが。
NEX-5 + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z
イギリス村のロムニー鉄道の駅付近の広場には、なぜか皿回しやらけん玉やら投げゴマやらがあって、子どもは夢中で遊んでいました。
最後に、イギリス村にある「キングスクロス」というお店で、ジェルキャンドル造り。ガラスの器に色砂やガラスの小物を入れて、溶かしたろうそく(正確には蝋ではなくてホワイトミネラルオイルをジェル化したもの)を流しこんで冷やして固めるというものです。創るのは簡単でできあがりも満足感が高いですが、ここでも価格に罠がありまして、追加の小物類が別料金となります。それから、冷やすのに時間がかかるので、サイズにもよりますが受け取りまで30分~40分は見ておいた方が良さそう。作業が終わってしまえば店にいなくても大丈夫なので、早めに作って帰りに受け取ると効率的ですね。
全般的にいうと、虹の郷は子ども連れにはとてもいい施設でした。
次はもっと花のある季節に行きたいですね。特に秋が良さそうな気がします。バラ園はあるし、約1,000本というもみじ林もありますし。
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