NEX-6 & E 50mm F1.8 OSS SEL50F18
ソニーからα6000が発表されました。
NEXブランドがαブランドに統一されたのでこういう名前ですが、NEX-6の後継機ですね。しかし、「α」というと一眼レフみたいで、いまだになんだか違和感がありますな。
NEX-7とNEX-6が統合ということですが、価格帯や形状等からみて実質上はNEX-7の系統は廃止、ということでしょうね。
有効2,430万画素CMOSセンサーに位相差センサーを配置したファストハイブリッドAFで「世界最速AF」ということですが、このあたりはあまり期待しないながらも楽しみです。ホントに速くなってると嬉しいな。それと位相差センサーのカバーエリアが広がったのもいいですね。
なお、ローパスフィルターレスとは謳っていないので、残念ですが、きっとあるのでしょうね。
内蔵EVFはNEX-6の約236万ドットから、約144万ドットとまさかのスペックダウン。チルト式液晶は変わらず。
背面を見ると、あまり使われないのに右手親指の一等地にあったMENUボタンが少し脇にどいてFnボタンになったのは嬉しい。従来のFnボタンがあったところはC1ボタン(おそらくカスタマイズ可能なボタン)になっています。
ボタンの配置からみて、操作性とカスタマイズ性は多少良くなっていそうです。しかし、露出補正は相変わらずワンクッションありな感じが漂っています。
最後に全体的な感想を。
AF速度の改善がどの程度なのかにもよりますが、正直、あまりパッとしない残念感が漂うモデルチェンジです。単に画素数が増えてもしょうがないんですよね。
ただ、発売当初から価格が安めなのは評価できますね。
以下、NEX-6のモデルチェンジで個人的に期待していたことの箇条書きです。
- ローパスレス。
- バリアングル液晶。
- AFの高速化。
- 操作性の改善。特に露出補正をワンクッション無しで行えるように。
- ボタンのカスタマイズをもっと自由に。
ついでに、Eマウントシステム全般に望むことも書いておきます。
- とにかく画質重視、操作性重視の方向で。
- 明るい単焦点レンズの充実。Eマウントの50mm F1.2、35mm F1.4の追加。
- まともなマクロレンズの追加。
- 記憶色でない忠実な色再現モードの追加。
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