2016年6月21日火曜日

使っている現像ソフトウェアやLightroomのプラグインのまとめ

かゆい
Ricoh GR

 手持ちの現像用ソフトウェアやLightroomのプラグインが増えてきましたので、自分なりの整理を兼ねて記事にしておきます。
 現在所有している現像ソフトウェアは、カメラ附属のものを除くと3つです。「Lightroom 6」、「Capture One Pro 8 for Sony」、「DxO Optics Pro 10」。
 Lighroomのプラグインは「Google Nik Collection」、「Alien Skin Exposure 7」、「DxO Filmpack 5」を所有しています。

現像ソフトウェア

Lightroom 6

 ファイル管理能力としては、Lightroomが圧倒的に優れています。サムネイル作成のスピード、検索やタグ付けさの使い勝手など、他とは比べ物になりません。
 また、現像機能もきちんとしているので(初期プロファイルの Adobe Standard は好みではないけど)、一本だけ買うとするとこれになるでしょう。

Capture One Pro 8 for Sony

 Capture One は人物(特に子ども)の現像時によく使います(なのでブログ用の写真に用いることはあまりない)。肌の色が綺麗に出るように思うのと、ホワイトバランスを肌の色を基準に整えることができたり、クラリティーツールをマイナスにして肌のアラを隠したり、と人物の現像に便利な機能が多いように思います。
 また、色域を選択した調整もやりやすいですね。ただし、部分的な色の調整を素早くやりたい場合は、「Google Nik Collection」の各種プラグインを使った方が簡単ですが。

DxO Optics Pro

 DxO Optics Pro は Filmpack との組み合わせで使っています。Lightroom 用のプラグインを使うとRawファイルのままこのソフトウェアに送り込めるのがとても便利。
 このところ、Filmapack にはまっておりますので、ファイル管理は Lightroom、現像は DxO Optics Pro を使うことが多いです。特にスナップに関しては、カラーネガ系の各種シミュレーションを試してみると、しっくりくることが多いですね。また、レンズプロファイルがしっかりしているので、レンズの歪曲収差を補正したいときにもよいです。
 Lightroomと異なり、初期設定では積極的に自動補正が適用されます。なので、しっくりこないときはまずはそのあたりを見直すことが多いです。以前は歪曲収差などをソフトウェア側で補正することに少し抵抗感があったのですが、最近はそんなこともなくなりました。

プラグイン

Nik Collection

 Nik Collection は、とても優れたプラグインです。一本だけプラグインを手に入れるなら、まずはこれを。元々は Nik Software が開発していたプラグイン群でかなり高価なものでしたが、会社ごとGoogleに買収されてお手頃価格となり、ついには無料となりました。ただ、これ以上開発が継続することはなさそうなのが残念。
 Analog Efex Pro(昔風の写真を作成)、Color Efex Pro(色調補正、レタッチ、クリエイティブな効果を加えることができる包括的なフィルタセット)、Silver Efex Pro(モノクロ化)、Viveza(色調の部分調整)、HDR Efex Pro(HDR写真作成)、Sharpner Pro(高機能シャープネス処理)、Dfine(高機能ノイズ低減)の7つのプラグインが入っています。特に Color Efex と Silver Efex は秀逸。
 Nikの各種プラグインは、複雑なマスクや範囲指定なしで画像を部分的に調整できる機能が特徴的で、これが実に使いやすいです。

Filmpack 5

 Filmpack はフィルムシミュレーション用のプラグイン。
 Lightroomのプラグインとしても使えますし、スタンドアローンのソフトウェアとして単独で Raw 現像することもの可能です。また、Dxo Optics Pro と組み合わせて使うと Filmpack が Optics に内包され、最大限に力を発揮できます。

Alien Skin Exposure 7

 Alien Skin Exposure もフィルムシミュレーション用のプラグイン。
 Filmpackを手に入れたので出番が減りましたが、Filmapackとはまた違った色合いとなるので、あると便利。Filmapack よりシミューレーションするフィルム数は多いです。Filmpack 同様、スタンドアローンで Raw 現像もできるのですが、対応しているカメラは非常に少ないです。
 ちなみに、Filmpack と Exposure で同じフィルム名でも出力される結果がかなり異なることがあります。どちらがよりフィルムに近いのか(あるいはどちらも程遠いのか)は私にはよくわかりませんが、好みの色が出ればいいので、気にしないことにしています。

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