2018年4月29日日曜日

iFi Audio の DAC 兼ヘッドホンアンプ「micro iDSD Black Label」を購入しましたので感想など

つばき
α6500 & SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art

 iFi AudioのDAC兼ヘッドホンアンプ「micro iDSD Black Label」を購入しました。
 以前に購入した同じiFi Audioの「iDAC2」が良かったのでこちらも欲しかったのですが、中古品で程度の良いものを見つけたので、これ幸いと手に入れてみました。

 2014年にシルバーの「micro iDSD」が発売されています。PCM 768 kHz・DSD512という高サンプリングレートへの対応と、極めて強力なヘッドホンアンプ(しかもバッテリーでも駆動する)が大きな特徴でした。
 「micro iDSD Black Label」はこの「micro iDSD」の内部パーツをアップグレードして音質をさらにアップさせた製品とのことです。

  • オペアンプをHCOFCの銅製リードフレームと4Nゴールド・ボンドワイヤーを使用した特注品に変更
  • コンデンサーや重要な抵抗を高級品にアップグレード
  • クロックをさらに低ジッター化
  • 3D+とXBass+効果のチューニング変更

といろいろと手を入れたようです。

 以下、簡単に感想など。
 普段使っているOnkyoのDP-X1(これはDAPですが)との比較です。
 micro iDSD BL は Volumio2 を入れた Raspberry Pi 3 Model B に接続して使ってみました。ちなみに、Raspberry Pi は Tinker Board との比較用に試しに1台購入してみたもの。価格が安いのと Volumio のアップデートが早いのがいいところです。
 ヘッドホンは「OPPO PM-3」を使用しています。密閉型の平面磁界駆動方式のヘッドホンです。

 比較して最初に感じられたのは、解像感の高さと空間の広さです。
 PM-3は空間が狭いタイプのヘッドホンなのですが、ヘッドホンアンプ次第で変わるものだな、と感心しました。
 また、中域の厚みもしっかりしています。
 ちなみにmicro iDSDは出力電圧を「Turbo・Normal・Eco」の3段階で切り替えられるのですが(正確にはこのほかにiEMatchという3段階に切り替えられるアッテネータような機能があります)、音量的には一番下のEcoで十分でした。

 駆動力の面でも音質面でもこれを上回るDACあるいはヘッドホンアンプを買おうと思うと、相当の投資が必要になりそうです。
 コストパフォーマンス抜群の製品だと思います。

0 件のコメント: