2018年8月5日日曜日

iFI Audio の真空管プリアンプ・バッファアンプ「iFI micro iTube2」を購入しましたので感想など

空き瓶
α6500 & SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art

 iFi Audio の真空管プリアンプ・バッファアンプである「iFi micro iTube2」を購入しました。
 少し前に雑誌の付録で真空管ハーモナイザーというものが流行りましたが(「快音! 真空管サウンドに癒される 特別付録:ラックスマン製真空管ハーモナイザー・キット (ONTOMO MOOK)」)、これをさらに高音質・高機能化させたようなものですね。

 メインDACの「iFi Audio micro iDAC2」は色付けのほとんどないDACですが、それとは別に色付けたっぷりのものも興味がありまして。
 当初はサブのDACを検討していたのですが、いろいろ探しているうちにこの「iTube2」に遭遇しました。
 購入したのは例によって中古品です。

 底面にあるディップスイッチの切り替えにより真空管式プリアンプまたはボリュームをパスしてバッファアンプとして機能します。どちらでもゲインを0dBと+9dBで切り替えられます。
 音質も色々と調整ができ、取扱説明書によれば、三極管シングルのような音色(”SET”)、クラシックな真空管機材のような音色(”-“)、多極管プッシュプルのような音色(”Push-Pull”)の3つが前面スイッチで選択できます。
 加えて、「3D Holographic+®マトリックス」という聴感上の音場を補正する機能(主にスピーカーでのニアフィールド・リスニング用)、「XBass+®」という低域補正用の機能(スピーカー用)があり、3つの機能の組み合わせで色々と愉しめます。
 ちなみに附属の電源は同じくiFi Audioの「iPower(15V)」というノイズキャンセル機能を持つなかなか高級な電源アダプターです。

 symphonic-mpd + msBerryDac の Raspberry Pi とアンプ(パイオニア A-70DA)の間に挟んでバッファアンプとして使ってみました。
 主にCDリッピングの音源やAmazonのプライム・ミュージックを愉しむのに使っています。
 理屈はよくわかりませんが、音色に艶がのってくる気がします。
 特に古めの音源を愉しむのに最適ですが、ハイレゾ音源もそれはそれで愉しめます(ハイレゾの良録音のもはiDAC2でシンプルに味わう方が好みではありますが)。
 こういうものは手間暇とコストを掛けて音質を悪化させているだけという意見もありましょうが、個人的には気に入りました。

 今はバッファアンプとして機能させていますが、A-70DAはパワーアンプ・ダイレクト入力端子があってパワーアンプとしても使用することができるので、そのうちプリアンプとしても機能させてみようと思っています。
 音がどう変わるか愉しみです。

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