2010年1月7日木曜日

子とのやりとりで感じたこと

日差し
日差し posted by (C)nonkuri SIGMA DP2


 今、子は数を3まで数えられる。
 だから、お皿の上にイチゴを2個のせて、「幾つある?」と聞くと「2個!」と答えが返ってくる。

 次に、お皿を2枚にして1個づつイチゴをおき、皿同士を50cmぐらい離しておいてみる。
 「右のお皿にイチゴは幾つある?」と訊くと、右を見て「1個」と答える。
 「左のお皿にイチゴは幾つある?」と訊くと、左を見て「1個」と答える。
 でも、「イチゴは全部で幾つある?」と訊くと、怒ったように「わかんない」と答え、とりあえずイチゴを食べ始める。

 このことから感じたことは何か?
  • 足し算という概念は意外と難しい。それが1+1であっても。
  • そもそも数という概念は、いったい何なのだろう?
  • 人間の知性というものはいったいどのように身についていくのだろう?
  • 数学の天才と自分との間には、きっと子と自分ぐらいの差はあるのだろう。
  • 相手に理解してもらえないことに腹を立てても無駄だ。

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