2010年5月13日木曜日

SonyのNEXについて思うこと

都市の風景
都市の風景 posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 ソニーからAPS-Cサイズの撮像素子を搭載したミラーレスレンズ交換型デジタルカメラ、NEX-5とNEX-3が正式に発表されました。今年は、どうやらミラーレスのレンズ交換型デジタルカメラが本格化しそうです。

ソニーα NEX-5D ダブルレンズキットブラック

ソニーα NEX-3D ダブルレンズキットホワイト
 
 NEX-5、NEX-3とも、とてもコンパクト。より素子の小さいマイクロフォーサーズのE-PL1やGF1よりも小さく、軽い。本体とバッテリーとメモリースティックPROデュオを含む重量でNEX-5が約287g、NEX-3が約297g。パンケーキレンズの「E 16mm F2.8」が67gだから、あわせてもNEX-5で354g、NEX-3で364g。

 かなり魅力的な機種ですね。4:3というアスペクト比が好きになれないので、マイクロフォーサーズはそれほど購入意欲はそそられなかったけど、これは通常の3:2の撮像素子。圧倒的な小ささ・軽さで、おまけにディスプレイがチルト可動式。さらにおまけにパンケーキレンズにはフィッシュアイコンバーターの「VCL-ECF1」とウルトラワイドコンバーター「VCL-ECU1」という専用のコンバージョンレンズまである(別売りだけど)。ストロボは内蔵ではないが、着脱式の小型フラッシュ「HVL-F7S」が全キットに付属。
 と、ここまでみるとスペック的にはとてもいいのだけれど、気になるのはオートフォーカスの速さ。個人的には、レンズ交換型を買うならパナソニックのGF1ぐらいの速度が最低限のライン。これは実際に触ってみないとわかりませんね。

 それにしても、キヤノンとニコンはどうするのでしょうね。コントラスト検出方式のオートフォーカスでは高速なオートフォーカスが難しいので、位相差検出方式のセンサーを埋め込んだ撮像素子を開発中なんて噂も聞いたことがありますが、早く出して欲しいものです。

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