2011年9月21日水曜日

"Fun Fun Fun"について

都市の風景
都市の風景 posted by (C)nonkuri NEX-5 + DT35mm F1.8 SAM SAL35F18


 翻訳家、柴田元幸さんの『愛の見切り発車』という書評のようなアメリカ文学ガイドブックのようなエッセイ集を読み直していたのですが(この本はお薦めです)、その中に多くの著名人から寄せられたロックンロールのオールタイム・ベスト10のリストが掲載されています。

 その中には村上春樹さんのリストもあって(柴田さんの人脈が生かされていますね)、"Fun Fun Fun"がベスト10の一つに挙げられていました。

 "Fun Fun Fun"といえば言わずと知れたビーチボーイズの名曲ですが、実はわたしがこの曲を聴いたのはカーペンターズがカバーしたものが最初。
 そのせいかどうかわかりませんが、ビーチボーイズの演奏よりもカーペンターズ・バージョンの方が好きだったりします。

 ラジオなどではまず流れない兄のリチャードがボーカルの曲。
 車(歌詞にでてくるT-Birdでしょうか?)の排気音で幕を開け、ギターとドラムの前奏が続き、リチャードのボーカルが始まり、要所要所でカレンのコーラスが入る。
 一分半程の短い曲ですが、最後の
"And we'll have fun, fun, fun"
"Now that daddy took the T-bird away"
の繰り返しの部分が妙に心に残っています。

 特にオチのない、想い出話でした。


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