2012年12月3日月曜日

『ホビット』(トールキン著)を再読しました


NEX-5 + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z


 久しぶりにトールキンの『ホビット』を読みました。
 子どもの頃に『ホビットの冒険』(岩波書店の瀬田貞二さんの翻訳のものです)を読んで以来、10年おきぐらいに読み直す機会があるのですが、何回読んでも良い本ですね。
 今回はふと立ち寄った書店で、原書房の文庫版(山本史郎さんの翻訳)が平積みで並んでいたので購入。平積みされていたのは映画の影響でしょうかね。
 『ホビットの冒険』は、どちらかといえば、こども向けの体裁だったのですが(こども向けの本なので当たり前ですが)、こちらのものは大人が読むことを意識した、詳細な注釈が入ったものです。
 ふんふんと感心しながら熱心に注釈を読んでしまいました。

 ところで。
 映画版の『ホビット』の副題の「思いがけない冒険」って、いったいどこからきたんでしょうね。
 原作どおりの「行きて帰りし物語」っていう方が、ずっと良いと思うのだけどな。







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