四阿 posted by
(C)nonkuri SIGMA DP2
アガサ・クリスティー最大の駄作と噂される『ビッグ4』を読んでみた。クリスティー文庫を全部制覇するという野望があるので、いつかは通らなくてはいけない道である。
一言で言うと、クリスティーが書いたとは思えない小説。つまらないというよりも、作風がまるで違う感じ。書かれた当時、こういう冒険活劇ものが流行していたというのもあるだろうし、プライベートな問題を課抱えている中、短篇をつぎはぎして作られたという成立事情もあるだろうが、なんだかゴースト・ライターが書いたような感じがする。
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