2010年7月30日金曜日

重要度の高い仕事から手をつけることへのささやかな疑問

ショウリョウバッタ
ショウリョウバッタ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM


 仕事の優先順位を考えるときによく言われるのは、重要度と緊急度を考慮しろ、そして重要なことを優先しろ、ということである。
 初めてこれを学んだときは、うーむもっともだ、と深く頷いた。
 が、最近になって、このやり方にちょっと疑問が生じている。
 というのは、重要度の高いものから実行すると、重要度の低いものはほうっておかれ、仕事の密度が薄くなる可能性があるのだ。

 重要な仕事から手をつけるとどうなるか。

  1. 重要な仕事だからと思い、じっくりと時間をかける。
  2. 他の仕事をやる時間がなくなるが、重要ではないからいいや、ってほうっておく。
  3. 重要な仕事しかやらず、重要でない仕事は、結局、やらない。


 つまらない仕事から手をつけるとどうなるか。

  1. つまらない仕事をとりあえずこなすしていくうちに時間が消費されていく。
  2. 重要な仕事にかける時間が削られていくが、重要な仕事だから当然やらざるを得ない。
  3. でも、時間が限られているから、脅威の集中力を発揮して仕事を完成させる。


 つまり、自分を追い込むことによってぎりぎりの力を発揮させるわけだ。
 まぁ、失敗すると悲惨なことになりそうですけどね。

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