2011年8月3日水曜日

『チムニーズ館の秘密』(アガサ・クリスティー著)を読みました

I Love Cat
I Love Cat posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

 執筆された当時の基準から言えば恋愛冒険ミステリーなのですが、現在の小説の基準からいうと恋愛と冒険の要素は低く、ユーモア・ミステリーと言った方がいいですかね。
 『アクロイド殺し』と同じ年に出版された作品で、クリスティーの絶好調の時代であり、軽い作品ですがさすがの面白さです。原題のミステリーを読み慣れた人なら展開が読めるでしょうが、当時はこんな展開の作品はなかったのではないでしょうか。



チムニーズ館の秘密
 
 

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