なので、以前からSTF 135mm用にケンコーのデジタル接写リングセットが欲しかったのですが、楽天のケンコー光学ショップのアウトレットで安くなっているのを見つけ、思わず購入してしまいました。
接写リングというのはレンズとカメラの間に装着して使うもので、これを使うことにより、より被写体に近づいて撮影することができます。キヤノンの製品で言うとエクステンションチューブと呼ばれるものですね。
ケンコーのこの製品は、12mm、20mm、36mmの3種類のリングがセットになっています。リングが長いほど、より接近することができます。単体でも使えますし、2つないし3つを組み合わせて使うこともできるので、計7種類の長さで使えることになります。
電子接点がついていますのでカメラ側から絞りの操作ができます。STFレンズ特有の絞りリングの情報もカメラに伝わります。
で、どれぐらい寄れるようになるのか?
実際に見ていただいた方が速いので、以下をどうぞ。
◯STF 135mm 単体で最短撮影距離で撮影
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人形 posted by (C)nonkuri
◯12mm、20mm、36mmの3種類のリングを全部装着して最短撮影距離で撮影
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人形 posted by (C)nonkuri
元々薄い被写界深度がさらに薄くなっています
おまけ。
◯12mm、20mm、36mmの3種類のリングを全部装着して無限遠で撮影
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人形 posted by (C)nonkuri
このとおり無限遠で撮影しても、単体での最短撮影距離より近づいての撮影となります。ピントの合う範囲はとても狭いですね。
計算上の撮影倍率は次のとおりになるようです。
+12mmで0.34倍
+20mmで0.4倍
+12+20mmで0.49倍
+36mmで0.52倍
+12+36mmで0.61倍
+20+36mmで0.67倍
+12+20+36mmで0.76倍
等倍とまではいきませんが、なかなか寄れますね。
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