2013年11月21日木曜日

NEX-6を購入しました(その2)

A cup of coffee
NEX-6 & E 50mm F1.8 OSS SEL50F18


 前回の続きで、NEX-6の使用感についてつらつらと書いていきます。

 まず、期待のファストハイブリッドAFについて。
 オートフォーカスが素晴らしく高速という印象はありませんが、NEX-5に比べると随分と良くなりました。
 何より背景に焦点を合わせるすっぽ抜けがなくなったのが素晴らしい。いや、こんなことを「素晴らしい」と表現してよいのかわかりませんが、「そこじゃないんだよ」というあのイライラ感がなくなったのは素直に嬉しいです。試しに位相差センサーがない周辺部分でフォーカスを合わせてみるとすっぽ抜けが起きますので、多分これはファストハイブリッドAFの効果なのだと思います。

 次に、EVF。
 これは文句なく素晴らしい。見やすいですし、表示の遅れもないし。
 位相差センサー範囲とグリッドの表示がもう少し薄ければさらにいいですね。

 カスタマイズ性はあまり良くありません。どちらかと言えば悪い方です。
 ボタンに割り当てられる機能もかなり限られているし、なんといっても二つのダイアルの機能の割り当てを変えられないのは酷い。
 その上、おまけにいえば、プログラムオート、絞り優先、シャッタースピード優先の各モードだと、背面のダイアルは何も機能しない。何のためにダイアルを2つつけたのでしょう?
 最低限、背面ダイアルに機能を割り当てる選択肢は入れて欲しかったな。

 ちなみに、わたしは、AELボタンに「被写体追尾」を割り当てています。普段AFエリアを中央重点にしておいても、「被写体追尾」でAFポイントを決めれば構図の調整がしやすいので。フレキシブルスポットよりずっと便利ですよ。AELボタンの使用率の低い人にはお薦めの設定です。
 「被写体追尾」がMFアシストの拡大エリアにも反映されるとさらに嬉しかったのですが、残念ながらMFモードでは設定できません(DMFモードでのMFでは反映されます)。




 

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