2023年12月2日土曜日

DJI Osmo Pocket 3 用の非純正ブラックミストフィルターが今ひとつだった話

 DJIのジンバルカメラ「Osmo Pocket 3」でブラックミストフィルターを使って撮影してみました。
 今回は純正のブラックミストフィルターではなく、K&F Conceptのものです。純正は売り切れが続いていてまったく買えない。

 せっかくなので、10-bit HLGで撮影したものをテロップとトランジッションを入れた以外は色調補正等なしでHDRで出力し、アップロードしています。できればHDR対応の環境で観ていただければ。

 この製品、みてのとおり画質は悪くないと思うのですが、価格なりといえば価格なりといいますか、製品としては今ひとつ詰めが甘いです。
 具体的には、①磁力が弱く外れやすい、②中途半端な厚さ、の2点です。
 ①は衝撃で外れやすいといえば外れやすいのですが、Osmo Pocket 3自体に衝撃を与えるような場面は少ないので、致命的ではありません。
 ②がより面倒な問題。
 DJI Osmo Pocket 3 は電源オフ時にレンズが回転して内側に収納される仕組みとなっているのですが、純正ワイコン等の厚さがあるフィルターだとジンバルにフィルターがぶつかり、その場合は自動的に反対側(ディスプレイ側)に回転して収納される仕組みになっています。
 ですが、このフィルターは微妙な厚さなため、ジンバルに擦れながら内側に収納されてしまう一方、電源オン時には擦れてレンズが前を向けないのです。加えて、収納状態だとフィルターにとっかかりがなく外すのが面倒だとおまけ付き。かといって電源オンのジンバル駆動時にレンズに指をかけて外すのは無駄な負荷を与えそうで嫌ですし、もう少しどうにかならなかったものか。

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