2013年7月12日金曜日

ネブカドネザルについて思うこと

The woman who is throwing the ball / 投げる人
SIGMA DP2 Merrill


 その昔、ずっとずっと昔のこと。ネブカドネザルという人がいた。古代メソポタミアの王様である。より正確に言うならば、ネブカドネザルという王様は4人いる。一番有名なのは新バビロニアのネブカドネザル2世である。
 ヴェルディのオペラに『ナブッコ』というものがあるが、このオペラの主人公であるナブッコはネブカドネザル2世のことである。「ナブテスコってナンデスコ?」のナブテスコとは関係ない。たぶん関係ないと思う。
 「ネブカドネザル」というのはなかなかカッコいい名前だ。その昔、世界史で学んだときも、そのカッコよさのおかげで一回で覚えられた。もし「ナブッコ」の名前ででていたら覚えられなかったかというと、たぶんそのカッコ悪さのおかげで覚えられたと思う。何事も中途半端はいけない。


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