Markdownエディタは色々と試してきましたが、現在は 「Atom」(https://atom.io/) がメインとなっています。ときどき「Haroopad」(http://pad.haroopress.com/)も併用していますが。
前にも似たようなことを書いた気がしますが、備忘録を兼ねて、現在の設定をまとめてみました。
フォントの設定
エディタ部分のフォント設定
File -> Settings -> Settings を選んで、”Editor Settings” の “Font Family” 欄に好みのフォントを設定します。フォント名を「””」で囲むこと。
Markdownプレビューのフォント設定
File -> Settings -> Themes を選び、2行目にある”your stylesheet”をクリックすると”styles.less” が開くので、
.markdown-preview {
font-family: "Meiryo";
}
というようにフォントを指定します。
私は、エディタ部分は「Migu 1M」という等幅フォント、Markdownプレビューでは「メイリオ」を使用しています。
「Migu 1M」というフォントは、(1)半濁点(ぱぴぷぺぽなどの右上の○)が大きく濁点と判別しやすい、(2)半角・全角とも0(ゼロ)にスラッシュが入っていてO(オー)と判別できる、(3)数字の1(イチ)・大文字のI(アイ)・小文字のl(エル)が判別しやすい、などの特徴があるエディタで使いやすいフォントです。
「Miguフォント : M+とIPAの合成フォント」からダウンロードできます。
Markdown-Previewの設定
初期設定では標準のMarkdownの仕様通りに半角スペース2つで改行表示されます。
個人的には、これでは使いづらいので、エディタでの改行がそのまま改行表示されるように設定します。
File -> Settings -> Packages を選び、markdown-preview の Settings をクリックして、”Break On Single Newline”をチェックします。
パッケージ(拡張機能)
パッケージ(拡張機能)は使っていないものを整理し、よく使うものに絞っています。
パッケージ | 概要 |
---|---|
atom-csv-markdown | csvの様にカンマ区切りで書いたものをMarkdownのテーブルに変換。 |
atom-html-preview | HTMLのプレビュー表示。 |
autocomplete-paths | プロジェクト内のファイルパスの補完。 |
file-icons | ツリービューやタブにファイル種別をアイコン表示。 |
hightlight-column | カーソル位置を縦軸にハイライト表示。ラインでの表示も可。 |
hightlight-line | カーソル行をハイライト。アンダーライン表示も可。 |
markdown-pdf | Markdown文書をPDF化。 |
markdown-preview-opener | Markdown文書を開くと自動的にプレビューを表示。設定で文書を閉じるとプレビューを閉じるようにすることもできる。 |
markdown-scroll-sync | エディタ部分をスクロールさせると Markdown のプレビュー表示のスクロールが同期する。ただし、プレビュー表示をスクロールしてもエディタ部分は同期しない。 |
markdown-toc | 目次を作成する。 |
markdown-writer | Markdown文書を書くときの便利ツール。 |
open-recent | 最近使用したファイルやフォルダを表示。 |
show-ideographic-space | 全角スペースを可視化。 |
sort-lines | 選択した範囲を ASCII 順に並び替え。 |
sync-settings | 複数のAtom間で、Atomの設定、インストールするパッケージ、各パッケージの設定、キーマップ、スニペットなどを同期できる。使い方は「Atom の設定を sync-settings を用いて共有する方法 - 情報系大学院生のWebメモ」が詳しいです。 |
wrap-style | 行頭に全角スペースがある日本語を正しく折り返すには必須。 |
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