2016年7月14日木曜日

AtomをMarkdownエディタとして使うときに便利な設定や拡張機能(パッケージ)

朝の散歩
Ricoh GR

 Markdownエディタは色々と試してきましたが、現在は 「Atom」(https://atom.io/) がメインとなっています。ときどき「Haroopad」(http://pad.haroopress.com/)も併用していますが。
 前にも似たようなことを書いた気がしますが、備忘録を兼ねて、現在の設定をまとめてみました。

フォントの設定

エディタ部分のフォント設定

 File -> Settings -> Settings を選んで、”Editor Settings” の “Font Family” 欄に好みのフォントを設定します。フォント名を「””」で囲むこと。

Markdownプレビューのフォント設定

 File -> Settings -> Themes を選び、2行目にある”your stylesheet”をクリックすると”styles.less” が開くので、

.markdown-preview {
  font-family: "Meiryo";
}

 というようにフォントを指定します。

 私は、エディタ部分は「Migu 1M」という等幅フォント、Markdownプレビューでは「メイリオ」を使用しています。
 「Migu 1M」というフォントは、(1)半濁点(ぱぴぷぺぽなどの右上の○)が大きく濁点と判別しやすい、(2)半角・全角とも0(ゼロ)にスラッシュが入っていてO(オー)と判別できる、(3)数字の1(イチ)・大文字のI(アイ)・小文字のl(エル)が判別しやすい、などの特徴があるエディタで使いやすいフォントです。
 「Miguフォント : M+とIPAの合成フォント」からダウンロードできます。

Markdown-Previewの設定

 初期設定では標準のMarkdownの仕様通りに半角スペース2つで改行表示されます。
 個人的には、これでは使いづらいので、エディタでの改行がそのまま改行表示されるように設定します。
 File -> Settings -> Packages を選び、markdown-preview の Settings をクリックして、”Break On Single Newline”をチェックします。

パッケージ(拡張機能)

 パッケージ(拡張機能)は使っていないものを整理し、よく使うものに絞っています。

パッケージ 概要
atom-csv-markdown csvの様にカンマ区切りで書いたものをMarkdownのテーブルに変換。
atom-html-preview HTMLのプレビュー表示。
autocomplete-paths プロジェクト内のファイルパスの補完。
file-icons ツリービューやタブにファイル種別をアイコン表示。
hightlight-column カーソル位置を縦軸にハイライト表示。ラインでの表示も可。
hightlight-line カーソル行をハイライト。アンダーライン表示も可。
markdown-pdf Markdown文書をPDF化。
markdown-preview-opener Markdown文書を開くと自動的にプレビューを表示。設定で文書を閉じるとプレビューを閉じるようにすることもできる。
markdown-scroll-sync エディタ部分をスクロールさせると Markdown のプレビュー表示のスクロールが同期する。ただし、プレビュー表示をスクロールしてもエディタ部分は同期しない。
markdown-toc 目次を作成する。
markdown-writer Markdown文書を書くときの便利ツール。
open-recent 最近使用したファイルやフォルダを表示。
show-ideographic-space 全角スペースを可視化。
sort-lines 選択した範囲を ASCII 順に並び替え。
sync-settings 複数のAtom間で、Atomの設定、インストールするパッケージ、各パッケージの設定、キーマップ、スニペットなどを同期できる。使い方は「Atom の設定を sync-settings を用いて共有する方法 - 情報系大学院生のWebメモ」が詳しいです。
wrap-style 行頭に全角スペースがある日本語を正しく折り返すには必須。

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