2016年12月29日木曜日

SAPIXに通いはじめて一年

パン屋の本屋
α6500 & E 50mm F1.8 OSS SEL50F18

 SAPIXに通い始めてまもなく一年になります。
 11月の入室テストを受けて、1月の冬季講習に参加したのが初めてのSAPIX(ただし塾に慣れるという以外にはあまり受講する意味はなかったような)。
 一年を振り返っての感想をつらつらと書いてみます。

全般的な感想

 SAPIX四年生は、週2回、1回につき1時間の授業が3コマとなっています。ただ、実際には授業前に算数の基礎力定着テストが30分間ありますので、3時間30分となります。基礎力定着テストは必ずしも出席する必要がないという建前ですが、テストというより貴重な復習の時間と捉え、毎回出席した方が良いと思います。

 小学四年生にとっては、週2回の授業を受けてその復習をするだけでも、結構大変です。
 我が家できちんとサイクルが回りだしたのは夏期講習前ぐらいでしょうか。
 それまでは、例えば計算力コンテストを省略するとか(後述しますがこれは失敗でした)、一部を飛ばして帳尻を合わせていました(今でも理科の発展問題などは飛ばしています)。

 算数も理科も社会も、各回の内容はそれなりに濃いです。なので授業だけで身につけることは困難で、家庭学習での復習が重要です。
 ただ、スパイラル・カリキュラムというだけあって、算数ならば通常授業4回につき1回の割合で総合という名の復習回がありますし、理科も社会は明示されてはいませんがさり気なく過去に学んだことが再度出てくるテキストとなっています。身につけさせるための工夫がいろいろとされているように思います。

親の役割

 親の役割というのは、(1)スケジュール管理、(2)テキスト整理、(3)実力の把握と弱点対策、(4)受験校の情報把握、になるかと思います。
 学校や家庭の行事、マンスリーテストの準備なども踏まえると、自力でスケジュールを立てて回していける小学四年生はほとんどいないのではないでしょうか。
 加えて、結局のところ塾というのは集団授業なので、細かい弱点を把握するのは親の役割となることは覚悟しておいた方が良いです。それはどんな塾でも変わらないでしょう。
 答えがあっているか否かだけでなく、考え方がしっかり身についているか、計算の手法はあっているか(工夫した計算ができているか)、などをチェックしておいた方がよいでしょう。

反省点

算数

 計算力は早めに強化しておいた方がよかったです。といいますか、SAPIXに入る前に強化しておいた方が良さそう。
 我が子の場合、計算力コンテストは当初は一週間のスケジュールの帳尻を合わせるために省略することもありました。今になってみると、きちんとやっておけばよかったと後悔しております。これぐらいの計算はさっさと終わらせるぐらいの計算力がないとのちのち苦労します。
 また、デイリーサピックスの復習ページを毎回きちんとコピーをとっておくべきでした。理解だけでなく、反復練習も大切でした。あとになってやらせてみると意外とできません。

国語

 一番の得意科目ではあるのですが、まだ論理的な読み方ではありません。なんとなく読んでなんとなく答えを出しているレベル。ときどきは、解答の根拠をきちんと説明させる必要がありました。
 それと知識系をもっとしっかりやっておくべきでしたね。後回しになりがちですが重要です。

理科

 テスト結果だけ見ると国語についで良かったのですが、もう少し繰り返し学習が必要そうです。

社会

 テスト結果をみるとできは今ひとつ。ただ普段の様子をみると知識面にそれほど問題があるとは思えないので、今後どうすればよいかよくわかりません。問題文の読み方が雑だという点が大きいのかも。

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