『翻訳できない世界のことば』を読んでいます。
簡単に言うと、一言で簡単には英語に翻訳できない(原書は英語なので)ニュアンスを持つ世界の言葉(単語)を集めて挿絵をつけた絵本です。日本語も4つ含まれています(「積ん読」とか。こういう単語をどうやって見つけてくるのでしょうね?)。
それぞれの言葉ができた背景を想像しながら読んでいくととても楽しいですし、自分でも新しい単語を考えたくなってきます。
そういえば、夏目漱石さんが教師をしていたとき「I love you」を「我君を愛す」と訳した学生に「日本人はそうは言わない。”月が綺麗ですね”、と訳しなさい」と教えた、なんてエピソードを聞いたことがありますが、翻訳って言葉そのものよりも感覚を訳す面もあって、なかなか難しいことなんだなって思います。
こういうのもいずれAIがディープランニングでなんとかするのかしら。
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