2020年2月9日日曜日

foobar2000とVolumioでネットワークオーディオ

前置き

 私の現在のメインの音楽再生環境は次のとおりです。

 Tinker BoardはRaspberry Piのようないわゆるシングルボードコンピュータです。
 40ピンのGPIOはRaspberry Pi互換で、Raspberry Piに比べると演算速度やらLANの速度やらその他もろもろ性能が高いです。
 Volumioはこうしたシングルボードコンピュータ用の音楽再生専用のOS。

 VolumioはWebブラウザからアクセスすればプレーヤーとして使えます。
 音楽ファイルのフォルダ構成さえちゃんとしておけば、自分が聴きたい曲を探すのはさして難しくありません(ファイルが増えてくると動作速度が少々心配ですが)。
 ただ、例えば、「flacの192kHzのファイルから選んで再生したい」とか、「DSD128のファイルを再生したい」とか、細かいフィルタリングはちょっと難しい。

 そういうときはパソコンからfoobar2000という音楽プレーヤーを使います。
 Volumioは標準でUPnPレンダラーの機能を持っています。
 foobar2000もコンポーネントを入れればUPnP対応になるので、foobar2000からVolumioをレンダラーとして再生できるわけです。最初の設定には少々手間がかかりますが、一度設定してしまえばあとは簡単。DSDのネイティブ再生も可能です。

 foobar2000の設定は、条件にあったファイルをすぐに探せるよう、上のスクリーンショットのようにフィルタリング機能重視にしています。
 コーデックの種類、サンプルレート、音楽の種類、アーティスト名、アルバム名、チャンネル数などでフィルタリングが簡単にかけられるようになっています。

使用コンポーネント

 foobar2000のコンポーネントは簡単にいうと機能拡張用のプラグインのこと。
 現在、私が使用しているコンポーネントは次のとおりです。
 設定の仕方については、それぞれの参考urlをご覧ください。

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