2021年9月4日土曜日

GR III でブラックミストフィルターを使ってみる

谷中 松野屋
Ricoh GR III + K&F ブラックディフュージョン 1/8


 GR III でブラックミストフィルターを試してみました。
 ブラックミストフィルターというのはソフトフィルターの一種で、ガラス全面に不規則にまぶされた細かい黒い粒子が光の回折を引き起こす仕組みのようです。
 効果としては、特にコントラストが強い場面でコントラストが弱まり柔らかな雰囲気になるのと同時に、ハイライト部分の光の拡散が強まります。一般的なソフトフィルターに比べて細部がきちんと残るのが特徴です。

 多くの会社から商品が出ていますが、今回手に入れたのは、「K&F Concept NANO-X ブラックディフュージョン 1/8 フィルター 49mm KF-49BD1/8」と「K&F Concept NANO-X ブラックディフュージョン 1/4 フィルター 49mm KF-49BD1/4」です。
 レンズアダプターはメーカー純正と迷ったのですが、価格の問題で、「NiSi 角型フィルター RICOH GR III レンズアダプター」にしてみました。
 ついでに、レンズキャップとして「PENTAX レンズキャップ F49mm 31491」も手に入れています。Ricohの49mmレンズキャップというのは見つからなかったので、同じリコーのPENTAXブランドということで。

 実際に使ってみると、かなり使い所が難しいフィルターです。
 上の写真は1/8の方ですが、それでも点光源はかなり拡散します。
 はまれば良い写真となりそうですが、いかにも「フィルター使いました」的な写真を量産しそうな感じです。
 いろいろなシーンで使ってみて、経験値を上げないといけないですね。

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