2022年12月18日日曜日

Procreateのあまり知られてないけれど便利な機能

バラ

α6500 & Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z


 Procreateは画面がシンプルで全機能を把握するのは簡単そうなのですが意外と奥が深いです。
 「iPadで手軽に本格イラストを描こう! Procreate使いこなしガイド 」読んでいてそのことに気が付きまして、改めてProcreateの公式マニュアル(Procreate® ハンドブック )を隅々まで読み直し、隠し機能とかではなくてちゃんとマニュアルに書いてあるのだけれど、普通に使っていると存在を認識しづらい便利な機能をまとめてみました。

サイドバーの位置(高さ)の調整

 修正ボタンの位置で画面の縁から内側へ指をドラッグするとサイドバーがキャンバスの縁から引き出される。そのまま上下にドラッグして指を離せば、サイドバーの位置(高さ)を変更できる。
https://procreate.com/jp/handbook/procreate/interface-gestures/interface/

高精度のスライダコントロール

 スライダをつかんだまま、指をサイドバーから遠ざけてから上下にドラッグすると、スライダをより小刻みに調整できる。指をスライダから遠ざけるほど、より精密なコントロールが可能。
https://procreate.com/jp/handbook/procreate/interface-gestures/gestures/

ギャラリーでのアートワークの未選択状態での操作

 ギャラリーでアートワークのサムネイルを左にスワイプすると、“共有”、“複製”、“削除” のアクションが表示される。
https://procreate.com/jp/handbook/procreate/gallery/gallery-organize/

SwatchDrop

 カラーパレットのスウォッチからカラーをアートワーク上の目的の領域までドラッグし、指を離すとスウォッチのカラーで塗りつぶせる。
https://procreate.com/jp/handbook/procreate/colors/colors-palettes/

今ペイントで使っているブラシを消しゴムとして使う

 ペイント、ぼかし、消しゴムのアイコンをタップして押さえたままにすると、これから使用するツールに直前に使っていたツールのブラシが適用される。
https://procreate.com/jp/handbook/procreate/brushes/paint-smudge-erase/

“最近の項目” セット内のブラシをピンで固定

 “最近の項目” セット内の目的のブラシを左にスワイプし、“ピンで固定” ボタンを タップ すると、そのブラシが “最近の項目” セットの上部に常に表示されるようになる。
https://procreate.com/jp/handbook/procreate/brushes/brush-library/

“最近の項目” のブラシの元のセットを探す

 最近の項目に含まれるブラシが属する元のセットを調べるには、そのブラシを左にスワイプし、“検索” ボタンをタップする。ブラシのホームセットに移動し、有効化されたブラシがハイライト表示される。
https://procreate.com/jp/handbook/procreate/brushes/brush-library/

レイヤーの単独表示

 レイヤーの表示チェックボックスをタップして押さえたままにすると、1 つのレイヤーの内容だけを分離して表示できる。表示チェックボックスをもう一度タップして押さえたままにすると、元の表示に戻る。ブレンドモードを変えたりして描画した色と表示される色が違う場合にスポイトを使いたいときに便利。本当はPhotoshopのように表示色でなく現在のレイヤーの描画色を拾えるモードがあるといいのだけれど。
https://procreate.com/jp/handbook/procreate/layers/layers-interface/

日本での印刷用のカラープロファイル

 これはおまけ。日本での印刷用のカラープロファイルはProcreateには標準で入っていないので自分でダウンロードして読み込んでやる必要があります。JapanColor2011 ICCプロファイルは「ICCプロファイル|Japan Color認証制度 」からダウンロードできます。
https://procreate.com/jp/handbook/procreate/gallery/gallery-create/

おまけ

 「iPadで手軽に本格イラストを描こう! Procreate使いこなしガイド 」はかなり細かい機能まで掲載されていまして、マニュアル代わりに使える良書でした。

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