2022年12月11日日曜日

iPadにおける手書きノートアプリの存在意義について

American Shorthair

α6500 & SIGMA 56mm F1.4 DC DN


 iPad用の手書きノートアプリとして「GoodNote 5」と「Notability」(サブスクリプション化する前に購入)を持っています。
 初めてiPadとApple Pencilを持つと手書きが楽しそうでノートアプリが欲しくなっちゃうんですよね。今どきのノートアプリは手書き文字のOCR等もできるし、画像も貼れてトリミングもできるし、優秀なアプリが多いです。

 しかしながら、最初の楽しさが過ぎると、手書きノートアプリって実際には使うことがほぼなくなりました。簡単に言うと、機能が中途半端なんですよ。
 もう少し詳しく具体的に書くならば、

  1. ノートをとる用途として使うのなら、Markdownエディタ(「Obsidian」等)でキーボードを使って打ち込んだ方が入力速度が圧倒的に速いし、テキストの再利用もしやすい。キーボードを使えない状況でも、日本語でノートをとるならソフトキーボードを使ったり、手書き入力でも「mazec」を使って複雑な漢字をひらがなから変換しながら入力をした方がずっと速い。英語等アルファベットだけの言語なら手書きでも十分速いのかもしれまんが。
  2. 図を多用したり写真を貼り込んだりした綺麗なノートを作る用途なら「Affinity Designer」等のデザイン系アプリを使った方が機能が豊富で簡単。
  3. PDFの閲覧や書き込みならPDF用のアプリ(「MarginNote 3」、「LiquidText」、「PDF Expert」等)を使った方が便利。
  4. 手書きの気持ちよさを味わいたい、手書きでの開放的な脳の使い方をしたい、というなら「Procreate」、「Adobe Fresco」、「Affinity Designer」等のアプリの方が気持ち良い。Procreateの描き心地は最高。

というわけです。

 あえて言うなら、どうしても一つのアプリだけで色々な用途を済ませたいときはいいのかもしれませんね。

0 件のコメント: