2025年6月8日日曜日

Nintendo Switch 2 のHDMI出力から音声を分離して音質の良いスピーカーから出力する

 何かと話題になっている Nintendo Switch 2 ですが、Amazonで申し込んでいた購入予約が今までのAmazon様への貢献によるものか単なる偶然かはわかりませんが当選いたしまして、子どもとマリオカートワールドを楽しめるようになりました。
 ゲーム機を触るのは初代プレイステーション以来なので、その進化の素晴らしさに感動しております。PCゲームは楽しんでいましたのでゲームの進化自体は承知していましたが、ハードとしてのゲーム機の凄さといいますか、こんな小さなサイズでこれだけできるんだ、という感動です。4Kは60Hz、WQHDとFHDは120Hz で動いてHDR対応ですからね(もちろんゲーム側で対応する必要はありますが)。

 とはいっても家で遊ぶときは折角なのでPCディスプレイの大画面で(といっても27インチですが)遊びたいわけです。
 が、私の使っているディスプレイ「Innocn 27M2V」は画質は素晴らしいものの(4K 160Hz、HDR1000対応、量子ドット + 2304分割 miniLEDバックライト なのにお手頃価格タイムセールで7万円弱)、スピーカーがおまけ程度のものなので、普段はPC からの音声は、USB接続のDAC兼ヘッドホンアンプ(iFi Audio micro iDSD BL) → 2chアンプ(Fostex AP20d) → スピーカー(Eclipse TD307 II)と繋げて音を出しています。

 で、Switch2の場合はどうするか?HDMIケーブルでディスプレイ直挿しですとDACに分岐することができません。
 なので、HDMIの音声分離機器(Audio Extractor)を挟んで接続します。
 接続は次のような形になります。私の場合、Fire TV Stick のため既に HDMI の音声分離用の機材として「Avedio Links Audio Extractor」を使っていましたのでこれを使います。Audio Extractor はHDMI入力から音声を分離(抽出)して別途出力できる機器です。「Avedio Links Audio Extractor」は、映像はそのままHDMIで出力しつつ、音声についてはS/PDIF(光デジタル)やRCA(アナログ出力)で分配することができます。今回は TOSLINKケーブル を使ってS/PDIF で出力してみたところ、無事にスピーカーから音が出ました。

 iFi Audio micro iDSD BL の S/PDIF はUSBからの入力がないときに自動でS/PDIF入力に切り替わるという素敵な仕様なので、 PCとSwitch2からの入力を両立して切り替えて使用できるのが便利です。
 2017年頃の製品なのにPCM768kHzやDSD512に対応しており、ヘッドホンアンプとしても音質が素晴らしい上に駆動力も強力という凄い製品で、ずっと愛用しています。弱点としてはボリュームがアナログボリュームポットなので、ヘッドホン使用時のギャングエラー(ボリュームがかなり低い位置だと左右バランスが崩れる)があることくらいです。

 なお、Switch2は Bluetooth もあるので、対応するアクティブスピーカーなどあればそれでもいいかも。ただ、その場合、コントローラーは2台までしか接続できません。

 ちなみに、今回の接続図は、ChatGPTさんにベースを作成してもらいました。
 完全な図を作ることは無理ですが、部品取りとしては使えたので、最後に自力で 画像編集ソフトで加工して仕上げています。最初から作るよりはかなり楽ですね。

◯Amazon リンク

Avedio Links Audio Extractor
TOSLINKケーブル

0 件のコメント: