2020年11月21日土曜日

Audirvana を試用中

夕景
Ricoh GR

 以前から気になっていた音楽再生ソフトウェア「Audirvana」を試用してみました。有償ソフトウェアですが、30日間はフリーで試すことができます。WindwosとMACに対応しており、私が使用したのはWindows版です。
 今のところ foobar2000 で満足してはいるのですが、評判が良さそうのでとりあえず味見です。

 設定はとても簡単でした。WEBサイトからインストールして Audirvana を立ち上げ、音楽ファイルが入っているフォルダを選択するとライブラリが構築されます。後は再生先を選ぶだけでOK。
 再生先はパソコンに接続しているDACに加えてDLNAレンダラーも選べます。foobar2000でも同じことはできるのですが、環境を構築するまでの手順は圧倒的に簡単です。

 以下、良いところを箇条書きで。

  • 設定に手間がかからない。
  • フィルタ機能が強力。実用上は foobar2000 と同等。
  • 再生先の選択・切り替えが簡単。ローカルに繋いだDACもDLNAレンダラーも同じように選択できる。
  • PCMのアップサンプリングやPCMからDSDへの変換再生が可能。設定項目は一般的なアップサンプリングの内容なのでなんとなくわかるのですが、「DSDデルタシグマ変調器フィルタタイプ」がよくわからない。
  • MQAコアデコーダー搭載(これはfoobar2000にはプラグインもない)。
  • AndroidとiOSで使えるリモート操作用アプリ「Audirvana Remote」(無料)が使いやすい。foobar2000用のプラグイン&リモートアプリはありますが、こちらの方が使い勝手は上だと思います。

 foobar2000に比べるとカスタマイズ性は落ちますが、実用上は特段の問題はないので、設定が圧倒的に楽なので、有料で問題なければ他人にはこちらを薦めると思います(特にPCに詳しくない人には)。
 聴きたい音楽をさっと選んで再生リストに入れてDAC(あるいはDLNAレンダラー)に安定してデータを送り込む、という音楽再生ソフトとしての基本環境が、手間をかけずにさっと構築できるのがいいですね。

 なお、タグ編集とかカバー画像の埋込とかの用途には MusicBee がお薦めです。

0 件のコメント: