α6500 & 135mm F2.8 [T4.5] STF SAL135F28
最近は外で音楽を聴きたいときはほとんどFiiOのAndroid搭載DAP「M11 Plus ESS」を使用しています。
先日記事にしたxDSD Gryphonはパワーがあるので能率の低いヘッドホン・イヤホン用途にはいいのですが、電車の中でよく使うAndromeda S(とても高感度)で使うには、少しフロアノイズが高すぎる感じでして。
一応、xDSD Gryphonには高感度のイヤホンに対応するためのアッテネーター的機能であるIEMatchという機能がありますが、Andromeda Sは低インピーダンスかつ5BAドライバーのイヤホンなのでアンプの出力インピーダンスがあがると音のバランスに結構影響がありそうな気がしており、あまり使いたくありません。
その点、M11 Plus ESSはバランス接続で繋いだAndromeda S でもノイズフロアは十分低く、低インピーダンスで高能率なイヤホンを使うにも向いていました。
個人的には、①Amazon Music Unlimitedでハイレゾ再生ができる、②動作が安定してかつもっさりしすぎない、③バランスもしくはグランド分離で接続できる、④LDACが使える、というのが必要なDAPの要件でした。
M11 Plus ESS はその中でも再生時間、パワー、フロアノイズ、価格、ディスプレイ等のバランスが良い製品だと思います。
SoCはSnapdragon 660。特に高速なSoCではありませんが、動作速度は必要十分です。Amazon Music Unlimitedのハイレゾ再生も問題なくできました。
Bluetoothの送信はSBC・AAC・aptX・aptX HD・LDACと一通り使えるので、ワイヤレスイヤホンを使うときにも高音質でつなげます。また、Bluetoothでのイヤホン接続とケーブルでのイヤホン接続では別々に設定した音量を記憶しているので、切り替え時に音量を設定し直す必要はありません。
イヤホンの出力は4.4mmと2.5mmのバランス接続と3.5mmのシングルエンド接続。バランス接続が4.4mmと2.5mmの2つついてるのが珍しいですね。自分は4.4mmに統一しています。4.4mmはバランスでのLine出力もできるようです。
ゲインはHIGH、MEDIUM、LOWの3段階で調整できます。ちなみに、Andromeda SならLOWでもボリュームは20ぐらいで十分な感じです(ボリューム最大は120)。
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