谷中霊園のソメイヨシノが満開です。
今週は涼しかったので、週末まで持ちましたね。
それにしても、桜の樹の下では写真を撮りたくなるのは、どうしてでしょうね?
のんくり日和
日々の「いいこと」について、写真とともに綴っていきます。
2025年3月30日日曜日
2025年3月23日日曜日
Clip Studio Paint のタイムラプス
Clip Studio Paint のタイムラプス、楽しいですね。
あとから見直すとなんでこんな順番で書いたんだろう、と自分でも不思議なことも結構あったりして、少し客観的な眼で見られるのもいいところ。
ファイルサイズを抑えるためか、あまり高解像度では記録できませんが、それでも便利な機能です。
2025年3月20日木曜日
手持ちの左手(片手)デバイスまとめ(TourBox Elite Plus, Stream Deck MK.2, Razer Tartarus Pro, AOIKTYE Procreate, Huion Keydial mini K20)
手持ちの片手用デバイスも増えてきたので、簡単に特徴と感想をまとめてみました。
それぞれ特徴があって使い分けしているのですが、改めて文字にしてみると、なんだか無駄なことをしている気もしています。
この他に DaVinci Resolve 用に Speed Editor と Micro Color Panel もあるんですよね(これらは片手デバイスではなく両手デバイスですが)……
TourBox Elite Plus
特徴
- Bluetooth、有線のどちらでも使用可能(iPadはBluetoothのみ)
- 11ボタン + 3ホイール(クリック付き)
- iPad でも使用可能
- ホイールは内蔵バイブレーターでクリック感を演出可能
- 柔軟なキーマッピング(PCはマクロの設定も可能)
- 公式でキーマッピングの配布場所あり
- アプリ毎に自動でプロファイル切り替え(PCのみ)
感想
- iPad でも使えるのがありがたい(色々と制限が多いが)
- 3ホイールは便利
- 主にClip Studio Paint で使用。ボタン数は少ないが同時押しや二度押しなども含めればよく使う機能を割り当てるには十分なボタン数で、総合的に満足度は高い
- しかし、高いな
- Lightrroom とかでも使って元をとりたい(本末転倒)
Stream Deck MK.2
特徴
- 有線式
- 15キー
- 各キーにLCDがあり、アイコンを表示可能
- 柔軟なキーマッピング(マクロの設定も可能)
- 公式でキーマッピングの配布場所あり(有料のものも多いが)
- アプリ毎に自動でプロファイル切り替え
感想
- ボタンに機能を表示できるので記憶力に課題がある私にはありがたい
- 逆にキーの配置を覚えてブラインドで入力するようなデバイスではない
- 15キーしかないが、ページをめくるように、あるいはフォルダの中に入るように設定できるので、必要な機能は設定できる
- 押し心地はペコペコしていて今ひとつ
- 自分の場合、アプリの起動、ミュートとか音量調整などのWindowsのシステム周り、DaVinci Resolve の補助(Speed Editor と Micro Color Panelの補助)などで使用
- アイコンがあるので押し間違いのない安心感
Razer Tartarus Pro
特徴
- 有線式
- 20キー(うち親指用1) + 1ボタン + スティック(十字キー) + ホイール(クリック付き)
- 傾斜がついていて、左手を自然な感じで置ける
- キーは2段のアクチュエーションポイントを設定できる(1つのキーに押す深さによって2つの設定が可能)
- 柔軟なキーマッピング(マクロの設定も可能)
- ショートカットキーに名前はつけられない
- アプリ毎に自動でプロファイル切り替え(が、なぜか切り替わってくれないことも結構ある)
- 各プロファイルに8つのキーマッピング設定が可能
感想
- エルゴノミクスな形状が良く、キー設定を覚えることができれば、キーを見ないで入力可能だし、使いやすい
- 2段のアクチュエーションポイントを使い分けることは私にはできなかった
- どちらかといえばゲーム向けかな
- キー設定を覚えきれれば最強かも
AOIKTYE Procreate
特徴
- Bluetooth 接続
- 19キー
Procreate専用
感想
- Procreate で使うならこれで十分
- Procreate 専用なのでアイコン表示がわかりやすい
- Amazon で類似品が色々あるのでお好みのものを
- 問題はProcreate側 のキー割当の中途半端さ
Huion Keydial mini K20
特徴
- Bluetooth、有線のどちらでも使用可能(PC or Android)
- 18キー + ホイール
- アプリ毎に自動でプロファイル切り替え可能
感想
- Kamvas Pro 19に付属していたもの。既にTourBoxを所有していたので使ってはいない
- ダイヤル付きで片手デバイスとしては価格も安く、これで不満が出てから別のものを物色すれば良さそう
- キー配置がテンキー同様であり、テンキー代わりに使うのも良いかも
2025年3月16日日曜日
Huion の液晶ペンタブレット Kamvas Pro 19 を購入後、二週間ほど使っての感想など
Huion の液晶ペンタブレット、「Kamvas Pro 19」を購入してから二週間ほど使いましたので、前回(「Huion の液晶ペンタブレット「Kamvas Pro 19」の感想と設定のポイント」)に引き続き、「Kamvas Pro 19」の感想を書いておきます。
- 表示はとても見やすいです。反射防止ガラスなので映り込みもなく、19インチで4Kなのでドット感もなく、眼(脳?)が楽。
- 書き心地は適度な引っかかりでちょうどよいです。通常のペン先とフェルトペン先がありますが、私はフェルトペン先の方を使っています。5本づつ予備がついていますが、あらかじめ追加で買っておこうと思っています。
- 液タブ兼サブディスプレイとしても使うのに程よいサイズ感。私の場合は、液タブとして使わないときは、サブディスプレイとして立てて使っているので、これぐらいのサイズ感(重量は2kg程度)が丁度いいです。動かさず常設して使う方はもっと大きい方が腕を大きく使えるので良いかもしれません。
- 指でのタッチ操作ができるのが便利。イラストを描くときは回転とか拡大とか iPadの用に拡大・縮小できますし(もちろんソフトウェアが側でタッチ操作に対応してなければ無理ですが)、サブディスプレイとして使うときもタッチ操作ができるのは、それなりに便利です。ただし、引き換えとして描画時には誤動作防止用に手袋の使用が必須となります。まぁ、ディスプレイに無駄な汚れを付けないためにも、手袋は使用した方がいいのですけどね。
- 精度については、他の液タブを使ったことがないので比較ができないのですが、かなり軽めのタッチから反応しますし、強めの筆圧に対しても挙動が暴れることもなく、自分が思ったところに線が描けないということもなく、必要十分な精度があるのではないかと思います。遅延が大きいということもないかと思います(特にソフト側で手ぶれ補正を使うとそちらの影響の方がはるかに大きいかと)。
2025年3月1日土曜日
Huion の液晶ペンタブレット「Kamvas Pro 19」の感想と設定のポイント
Huion の液晶ペンタブレット、「Kamvas Pro 19」を購入しました。
18.4インチで4K表示、マルチタッチ対応という液タブです。Huiion製品の中ではハイスペックなモデルですが、今は、Amazon のスマイルセールでかなり割引されているので、かなりお買い得になっています。
使いやすいサイズ(自分の作業スペースとの兼ね合い)、4K、マルチタッチ、コストパフォーマンスの良さ、が購入の決め手となりました。
似たようなスペックでXPPENの「Artist Pro 19 (Gen2) 4K」もあり、こちらの方が若干安めなのですが、こちらはマルチタッチには対応していません。
Kamvas Pro 19 は iPad 同様にタッチ操作で画面の拡大縮小・回転や取り消し・やり直しなどができるのが魅力的。
一応、参考にスペック的なことを書いておきます。
筆圧感知は16,384レベル。
色域カバー率(公式サイトだと「色域ボリューム」という表現になっています)は、sRGB 99%、Adobe RGB 96%、DCI-P3 98% となかなかのものです。なお、初期状態ではsRGBモードになっています。
上面には電源ボタンとタッチの有効/無効の切り替えボタンがあり、背面にはVESAマウントと内蔵スタンドがあります。USB-C等の入力端子は右側です。
ディスプレイはアンチグレアでフルラミネーションとなっています。カラーキャリブレーションレポートが添付されているので、表示も調整されて出荷されているようです。
付属品は豊富です。
ペンが標準ペンとスリムペンの二種類、ペンスタンドを兼ねたペンケース、標準ペン先とフェルトペン先が5本ずつ、ケーブルが3種類(3-In-2、ディスプレイ接続用のUSB-Cケーブル、電源用のUSB-Cケーブル)、PD電源アダプター、手袋(タッチ誤動作防止用)、クリーニングクロス、左手デバイスの Keydial miniといった具合です。左手デバイスみたいにそれなりの価格がするものが付属してくるのが吃驚です。TourBox があるので使わないけれど。
まだ、それほど使えていないですが、書き味については、普段は iPad メインとの自分としては特段不満はない、というよりずっと描きやすいです。
ペンとディスプレイが触れているときの摩擦感が程良く、筆圧感知の精度といいますか、最小から最大までの筆圧の出方が自然なのがいいですね。
18.4インチサイズで4Kなので、ドット感がなく表示がとても綺麗なのもいいですね。
最後に自分が引っ掛かった設定のポイントを幾つか記載しておきます。Windows 11 前提です。
まず、デュアルディスプレイで使う場合(メインディスプレイが別にあって液タブをセカンドディスプレイとして使う場合)の設定のポイントをいくつか記載しておきます。
液タブ側がセカンドディスプレイになっている場合、初期状態だとタブレットの領域がメインディスプレイ側になっているので、Huion Tablet の設定ソフトウェアから「ペンディスプレイ」の「作業領域」で液タブ側の画面を選択する必要があります。
同様にマルチタッチも初期設定だとメインディスプレイ側が反応するのですが、これについてはOS側で設定する必要があります。
コントロールパネルを開いてから「ハードウェアとサウンド」→「タブレットPC設定」→「構成」→「セットアップ」→「タッチ入力」と進んで画面の指示通りにタッチ操作をするモニタを選びます。
なお、標準の設定のままだと、Clip Studio Paint の三本指タッチが機能しませんので、OS側の「3本指と4本指のタッチジェスチャ」をオフにする必要があります。
Windows の「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「タッチ」と進んで、「3本指と4本指のタッチジェスチャ」をオフにします。
おまけとして、左側に接続コードを持ってきたい場合の設定についても書いておきます。
Kamvas Pro 19 は USB-C 等入力端子が右側にあるのですが、私の場合、PC の置き場所の都合で、左側に出したいので、上下ひっくり返して使っています。
まず、Windows の「設定」から「システム」→「ディスプレイ」を開いて、液タブ側のディスプレイを選択し、「画面の向き」を「横(反対向き)」を選択します。
次に、Huion Tablet の設定ソフトウェアから「ペンディスプレイ」の「回転設定」を「180°」を選択します。
上下ひっくり返して使う場合の難点としては、全面のロゴがひっくり返るのと、背面の内蔵スタンドが使えないところでしょうか。
2025年2月2日日曜日
【谷中】和栗や谷中本店で「湯浅さんの完熟女峰・モンブランパフェ」をいただく
α6700 & VILTROX 27mm F1.2 E
α6700 & VILTROX 27mm F1.2 E
2月からはじまった和栗やさんの「湯浅さんの完熟女峰・モンブランパフェ」です。
雨も降っているし、朝一番なら並ばず入れるかな、と思って行ってきました(並ばずに入れたのは予想通りだったけど、ぎりぎりでした)。
いちごのソース部分は、注文を受けてから作っているそうで、運ばれてくるときはソースパンに入ってやってきて、その場で店員さんが注いでくれます。いちごの良い香りが漂います。もちろんお味も素晴らしいです。
ホントは季節ごとに限定品を楽しみたいのだけれど、いつも混んでいるので、ついつい足を運びそこねちゃうんですよね。
2024年12月31日火曜日
TourBox Elite Plus の感想など
TourBoxシリーズ唯一の iPad 対応製品である「TourBox Elite Plus」を購入してみました。
TourBox シリーズは、いわゆる左手デバイスです。それなりに歴史と定評のある製品でどんな製品かは多くの方が知っていると思うので詳細は省きますが、主としてお絵描きする人に使われている印象です。
左手デバイスとしては少々高いのですが、思い切って購入してみました。
ハードウェアとしては、筐体はトランスルーセントのプラスチックで安っぽくはありますが、ノブやホイール等の作りはしっかりしています。サイズの割に重量感がありますが、使用時のずれを防止するため、オモリが入っているのでしょう。高級キーボードなんかでもよくありますね。個人的には持ち歩けるようにオモリなしか外付けできるような形がありがたかったですね。
耐久面は実際に使ってみないとわかりませんが、悪い評判は聞かないのでおそらく問題ないでしょう。
なお、ホイール類についてはハードウェアとしてはクリック感がないタイプですが、バイブレーターが内蔵されていて、擬似的にクリック感を出すことができます。これはとても良い仕様だと思います。
iPad で使う場合は専用の設定アプリをダウンロードして設定します。ファームウェアアップデート等もこのアプリから行えます。
この iPad用設定アプリには、最初から Clip Studio Paint と Procreate 用プリセットがついてきます(もちろんカスタマイズ可能)。これ以外のアプリを使用する場合は自分で手動で設定することになります。おそらく、iPad 用の DaVinci Reisolve でも使えそうです(私はは Speed Editor があるので使いませんが)。
なお、OSの制約かと思いますが、PC等のようにアプリによって自動的に設定を切り替える機能はありませんし、マクロも使えません。
実際に Procreate と Clip Studio Paint で使ってみたところ、Procreate 用のデバイスとしては未完成、Clip Studio Paint 用としてはかなり良い、というのが結論です。
Procreate 用としては次の点でかなり使い勝手が悪く、現状ではまったくお勧めできないです。Procreate側の仕様の都合で対応できないのかもしれませんが、価格も踏まえると、Procreate対応として売り出すのには問題があるレベルかと思います。YesWord X-18 とか、AOIKTYE Procreate で十分です。
- 画面移動ができないため、結局、画面タッチが必要
- 画面の回転の中心を選べず、デフォルトだと変なところを中心に回転する(回転操作は内部的にはタッチパッドをシミュレートしている?)
- ぼかしツールなど割り当てることができない機能も多い
一方、Clip Studio Paint 用としては、かなり完成されたデバイスかと思います。個人的には少なくとも指での画面タッチは不要なレベルですし、かなり操作効率も良さそうです。ショートカットキー操作に習熟した人が普通のキーボードを使うより効率的かと問われると微妙ではありますが、私のような素人には効率UPに繋がるように思います。ただ、Clip Stuido Paint には Tabmate 2 という専用の左手デバイスが安く販売されているので、これと比較するとどうなのでしょうね。
今回、TourBox Elite Plus を使ってみて改めて思うのは、iPadOS という OS による制約の強さです。
一応、TourBox Elite Plus は汎用デバイスではありますが、iPad上で使う場合には、アプリ毎の設定の自動切り替えができないので、単一のアプリで使うことがメインになりそうです。
そう考えると、どちらかというと、Windows とか Mac とかの方が本領を発揮するデバイスかと思います。あるいは、iPad と PC のどちらでも統一した操作性で使いたい場合、とかね。
幸い、Bluetooth の接続先は2台を切り替えて使えますし、USB-Cによるケーブル接続もできるので、iPad と PC の両方で使っていこうと考えています。
2024年12月21日土曜日
ルピシア2025冬の福袋が到着
ルピシアの2025年冬の福袋が届きましたので個人的な備忘録を兼ねて内容をご紹介。
今回購入したのは松(10,800円)。
おまけはなしで、価格の2.2倍相当のお茶が入っているとのこと。
松の内容は紅茶が8袋(うちフレーバードが2袋)、緑茶が4袋(うちフレーバードが1袋)、烏龍茶が4袋(うちフレーバードが1袋)、フレーバードティーが1袋の計16袋。
ダージリンの単農園のものが少ないのが残念ですが、全体の袋数は多いですね。
- Margaret’s Hope FTGFOP1 2024-DJ4(ダージリン春摘み 紅茶)
- Darjeeling First Flush Seasonal 2024(ダージリン春摘み 紅茶)
- Darjeeling Second Flush Premium 2024(ダージリン夏摘み 紅茶)
- Meleng FTGFOP1 Quality 2024(アッサム 紅茶)
- Kairbetta Winter Frost 2024(ニルギリ 紅茶)
- 梨山小葉紅茶 夏摘み(台湾 紅茶)
- Earl Grey “Grand Classic”(フレーバードティー(紅茶))
- 白桃ジャスミン(フレーバードティー(紅茶))
- 五ヶ瀬釜炒り新茶 2024(宮崎 緑茶)
- 朝宮新茶 特上 2024(滋賀 緑茶)
- 宇治新茶 やぶきた 2024(京都 緑茶)
- Soleil Levant(フレーバードティー(緑茶))
- 東方美人 特級(台湾 烏龍茶)
- 名間四季春 春摘み(台湾 烏龍茶)
- 台湾烏龍茶 春摘み(台湾 烏龍茶)
- クイーンズマスカット烏龍(フレーバードティー(烏龍茶))
2024年12月15日日曜日
DaVinci Resolve で iPad をリモートモニターとして使ってみる
DaVinci Resolve でカラーグレーディングをしていると、カラーページのビューアよりももっと大きな表示で確認したくなるときってありますよね。
デュアルモニターにすればいいのですが、自分の場合、並べて置くところがない。
全画面表示と切り替えながら使えばいいといえばいいのですが、少しまどろっこしい。
本体が Mac なら Sidecar で簡単に iPad をサブディスプレイ化できるのですけど、Windows でもどうにかできないか調べてみたら、DaVinci Resolve Stuidio(有料版の方)には iPhone や iPad をリモートモニターとして使う機能がありましたので、試してみました。
手順は次のとおり。特に難しいこともなく簡単にできます。
- iPad(iPhoneでも使えます) で DaVinci Monitor というアプリをダウンロード
- アプリを起動し、Blackmagic Cloud にサインイン
- PC側の DaVinci Resolve で Blackmagic Cloudにサインイン(Preferences -> Internet Acounts)
- PC側の DaVinci Reolsve で Workspace -> Remote Monitoring
- コーデックとビットレートを選んで Start Session
- セッションコードが表示されるので、iPad側の DaVinci Monitor に入力
という流れです。
使ってみた感じでは、さほど遅延もなく、グレーディング結果を見るには十分使えます。
視聴側としてよく使われる端末である iPhone や iPad での表示を確認するという意味でも便利かな、と。