2010年5月31日月曜日

「ノスタルジー」の由来

都市の風景
都市の風景 posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM


 「ノスタルジー」という言葉は、1688年に、スイスの医学生・ヨハネス・ホウファーが、ギリシャ語でいう「帰郷」(「nostos」)と「痛み」(algos)を元にして作った合成語だそうです。
 兵士などに多く見られる「故郷へ戻りたいと願うが、二度と目にすることが叶わないかも知れないという恐れを伴う病人の心の痛み」のことを表したのだとか。
 帰りたい場所があって、そこに帰ることができるというのは、とてもありがたいことですね。

2010年5月28日金曜日

『アメリカ文学のレッスン』(柴田元幸 著)を読むともっとたくさんの本を読みたくなります

都市の風景
都市の風景 posted by (C)nonkuri

 英米文学の翻訳家として著名な柴田元幸氏によるアメリカ文学の入門書。
 入門書といっても体系的なものではなく「破滅」「組織」「勤労」「親子」といったテーマ別に、多くの著作が紹介・解説されてている。解説されているといっても難しい内容ではなく、むしろエッセイに近い印象。アメリカ文学に興味がある人なら、一度は目を通していみることをお薦めします。

アメリカ文学のレッスン

2010年5月27日木曜日

キャラメル・アンティークが咲きました

キャラメル・アンティーク
キャラメル・アンティーク posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 キャラメル・アンティークが開花しました。
 昨年、大苗で購入したものです。いきなり10号鉢に植えましたが、無事、立派な花が咲きました。
 
 写真だとサイズがわかりづらいですが、12~13cmあるかなり大きな花です。ステムもかなりしっかりしたものなのですが、花の重みで横になっています。
 最初はカップ咲きだったのですが、だんだんとロゼット咲きになってきました。花色はイエロー。京成バラ園のWEBサイトの写真を見るともっとアプリコット色なんですが、我が家のキャラメルアンティークは上の写真のとおりずっと黄色が強いです。咲きすすむにつれ変わってくるのかも。

 刺が少ないし、ステムは長めだし、さすが切花品種。花保ちもよいです。弁質がしっかりしていて、ちょっとぐらい雨にぬれても問題なし。京成バラ園のホームページだと中香となっていたのですが、意外と強い香りがします。さわやかな香り。

キャラメル・アンティーク

 最初はカップ咲き。
キャラメル・アンティーク
キャラメル・アンティーク posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 アップで。
キャラメル・アンティーク
キャラメル・アンティーク posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

2010年5月26日水曜日

『カチアートを追跡して』(ティム・オブライエン著) を読んで思ったこと

待つ人
待つ人 posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S 17-55mm F2.8 IS

 ティム・オブライエンの『カチアートを追跡して』を読んだので感想を。

 本書はジョン・アーヴィングの「ガープの世界」を押さえて全米図書賞を受賞した名作。村上春樹氏は柴田元幸氏との共著『翻訳夜話』で、80年代のアメリカでいちばん力を持った作家として、ティム・オブライエンとジョン・アーヴィングとレイモンド・カーヴァーの3人の名を上げているが、本書を読むとその力の一端がわかる。
 アーヴィングやカーヴァーと違って、決して取っつきやすい文章ではない。読み進めるのに穴を掘るような力がいる。読み始めはリアリスティックな小説かと思ったのだが、読み進めるうちに幻想性が顔を出す。多くの場面が階層的に積み重なってひとつの世界を作り上げている。

 それにしても、なんで新潮文庫では絶版になっているのでしょうね。さっぱり理解できません。
 

2010年5月25日火曜日

ラ・マリエが咲きました

ラ・マリエ
ラ・マリエ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 ラ・マリエが開花しました。

 5月に購入したばかりの河本バラ園の新苗です。本当は蕾をとって株を充実させた方がよいのでしょうけど、やっぱり花は早くみたい、ということでそのまま咲かせてしまいました。
 フランス語で花嫁(La Mariée)を意味するこの花。写真のとおり、波打つ花びらが美しいです。写真は淡いピンクですが、秋になるとライラックが強くなるようです。
 香りはさっぱりとした香り、っていっても伝わりませんね。香りの記憶をあまり持っていないので、「○○のような香り」っていう表現ができません。とにかく良い香りです。

 切花にしても花保ちがよいとのことなので、さっそくお試し中。

ラ・マリエ

 つぼみ。
ラ・マリエ
ラ・マリエ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 だんだんと花びらが広がってきます。
ラ・マリエ
ラ・マリエ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 広がると花びらのひらひら感が増します。
ラ・マリエ
ラ・マリエ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

2010年5月24日月曜日

アイスバーグが開花しました

アイスバーグ
アイスバーグ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 アイスバーグが咲きました。このバラは去年のあらかわバラの市で6号鉢を500円で買ったもの(今年は用事が入っていて残念ながらいけませんでした。涙)。

 「園芸ガイド」4月号に「読者500人に聞く好きなバラ」というランキング記事があったのですが、その第1位となったのが、このアイスバーグ。透明感のある清楚な白色の花。上品な甘い香り。実際に育ててみると、丈夫で育てやすく、半日陰でも房咲きで花付きがよい。突出して伸びるシュートが無く、株の姿も美しく維持できる。花保ちも悪くない。
 この全体のバランスの良さが人気の秘訣なのかな。

アイスバーグ

2010年5月23日日曜日

ピンク・サクリーナが咲きました

ピンク・サクリーナ
ピンク・サクリーナ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 ピンク・サクリーナが咲きました。花びらはソメイヨシノのような白い桜色。そこに中心部分とシベの朱と橙が映える美しい花です。フランスの第98回バガテルバラ新品種国際コンクール金賞など多くの賞を取っています。
 フランスのメイアン社の作出で、日本の桜の美しさに敬意を込めて名付けたそうです(ちなみに桜もバラ科)。あまり強くはありませんが、甘い香りもあります。

 京成バラ園では修景用に分類されていて黒点病に強いそうですが、育ててみるとうどんこ病にはあまり強くないかな。
 一重のバラらしく、房咲きで次々とたくさんの花が咲き、一日ぐらいでひらひらと花びらが散っていきます。樹形は横張りなので、広めのスペースを用意した方がよさそう。
  

ピンク・サクリーナ


ピンク・サクリーナ
ピンク・サクリーナ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

2010年5月21日金曜日

ジェームズ・ギャルウェイが開花しました

ジェームズ・ギャルウェイ
ジェームズ・ギャルウェイ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 5月の頭に購入したイングリッシュ・ローズのジェームズ・ギャルウェイ(ジェイムズ・ゴールウェイ)が開花しました。
 ジェームズ・ギャルウェイは、イングリッシュ・ローズの中でも特に花弁数が多く、上の写真のように花びらがぎっしりつまっています。中心がピンクで、外側に行くほど淡くなるグラデーションが好き。
 甘いオールドローズ香があり、房になって咲くので、満開になると甘い香りが周りを満たしそう。耐病性もあり、半日陰でも大丈夫らしいので、我が家のように午後しか直射日光があたらなくても安心。
 よく伸びるので、ツルバラ的にも使えるそうです。

ジェームズ・ギャルウェイ


周りにもつぼみがたくさん。房になって咲きます。
ジェームズ・ギャルウェイ
ジェームズ・ギャルウェイ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

花びらがぎっしり。
ジェームズ・ギャルウェイ
ジェームズ・ギャルウェイ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

2010年5月20日木曜日

『ティンブクトゥ』(ポール・オースター著)を読んで思ったこと

見上げる
見上げる posted by (C)nonkuriEOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 ポール・オースターの『ティンブクトゥ』を読んだ。
 犬の視点で描かれた物語。しかし、犬を犬らしくを擬人化するというより、もしある人間が犬だったら、というような感触。ありがちな物語になりそうなところが、そのおかげで新鮮味を出すことに成功しているように思う。
 エンターテイメントとしても充分に面白い。初期の作品は、自分のような短気な人間にとっては読んでいてじっと我慢しなければならないようなところもあったけれど、特に21世紀に入ってからの作品は、読者を物語に引きつけるための工夫があちこちに施されるようになっている。

ティンブクトゥ

2010年5月19日水曜日

プリンセス・ドゥ・モナコの大苗が送料込みで1、000円ですって!

 バラの大手通販ショップ「バラの家」でプリンセス・ドゥ・モナコの大苗が送料込みで1、000円!
 うーむ。先日、ジェームズ・ギャルウェイとラ・マリエを購入してなければ、迷わず買うところなんですが。
 数量限定らしいので、欲しい方はお早めに。

プリンセス・ドゥ・モナコ

吸収と放出とを繰り返しながら

都市の風景
都市の風景 posted by (C)nonkuriEOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 もう少しですね。
 今の自分の思考の枠組みを広げたいと思っております。
 枠組みを超えることはできないので、枠組み自体を内側からぐいぐいと押して広げたいと。
 そのために、もう一度、ブラックホールみたいに周りのものを片端から吸収していきたいな、と。興味があることを連想ゲームで繋げていって、がしがしと興味の枠を広げる。
 そうでもしないと、自分の小ささに押しつぶされちゃいそうですよ。ただでさえ小さい自分が、どんどん小さくなってくる。

2010年5月18日火曜日

iPadを買いたいと思わないのはなぜか

都市の風景
都市の風景 posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM


 世間ではiPadを求めて行列ができているようだし、個人的にもとても興味があるのだが、自分でお金を出して買おうという気はおこらない。こういう新しいデバイスは好きなのだが、自分の生活では、あまり用途がないように思う。

 サイズはそれほど大きくないが重さが700gぐらいあるものなので、普段持ち歩くことはないだろう。
 とすると、家の中で使うことになると思うのだが、動画は見ないしゲームもしないから、電子書籍ビューアか、家族共用のスケジュールとタスクの管理ぐらいしか使い道がない。しかし、日本では電子書籍化された本はまだまだ少なく、現実的に読みたい本はほとんどない。1、2年のうちに普及する可能性も低い。もちろん、ブラウザとして使うことはできるが、その用途にはパソコンの方がずっと便利。スリープモードにしておけば、パソコンだってすぐに立ち上がる。

 iPadは一番安い機種でも5万円近くする。もうちょっと具体的な使い道がないと購入できないかな。

2010年5月17日月曜日

黄モッコウバラの美しさを見直す

黄モッコウバラ
黄モッコウバラ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 先日、久しぶりに帰った実家では、黄モッコウバラが満開。黄モッコウバラはいわゆる原種系のバラで、八重(ロサ・バンクシア・ルテア)と一重(ロサ・バンクシア・ルテスケンス)があります。
 上の写真は八重のもの。一季咲きですが、刺がなく丈夫で生育が早くて花付きがよいという素晴らしいバラ。大きなフェンスなどに誘引すると、満開のときはそれは見事なものです。現代のバラも素晴らしいけれど、原種系のこういうシンプルなものの美しさを改めて見直しました。和風の庭にもよく似合います。

黄モッコウバラ 八重

 挿し木でも簡単に増やせるようなので枝を少しもらおうかとも思ったのですが、かなり大きく育つバラなので、我が家のような狭いベランダでは可哀想なのでもらうのは断念。宝くじがあたって広い庭のある一戸建てにでも住み替えることになったら植えてみたいなぁ。

2010年5月14日金曜日

子供が好むこと

黄モッコウバラ
黄モッコウバラ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 このところ、子供が好んですること。

 絵を描くこと。
 忍者になること。
 納豆でネバネバのお口でChuをすること。

2010年5月13日木曜日

SonyのNEXについて思うこと

都市の風景
都市の風景 posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 ソニーからAPS-Cサイズの撮像素子を搭載したミラーレスレンズ交換型デジタルカメラ、NEX-5とNEX-3が正式に発表されました。今年は、どうやらミラーレスのレンズ交換型デジタルカメラが本格化しそうです。

ソニーα NEX-5D ダブルレンズキットブラック

ソニーα NEX-3D ダブルレンズキットホワイト
 
 NEX-5、NEX-3とも、とてもコンパクト。より素子の小さいマイクロフォーサーズのE-PL1やGF1よりも小さく、軽い。本体とバッテリーとメモリースティックPROデュオを含む重量でNEX-5が約287g、NEX-3が約297g。パンケーキレンズの「E 16mm F2.8」が67gだから、あわせてもNEX-5で354g、NEX-3で364g。

 かなり魅力的な機種ですね。4:3というアスペクト比が好きになれないので、マイクロフォーサーズはそれほど購入意欲はそそられなかったけど、これは通常の3:2の撮像素子。圧倒的な小ささ・軽さで、おまけにディスプレイがチルト可動式。さらにおまけにパンケーキレンズにはフィッシュアイコンバーターの「VCL-ECF1」とウルトラワイドコンバーター「VCL-ECU1」という専用のコンバージョンレンズまである(別売りだけど)。ストロボは内蔵ではないが、着脱式の小型フラッシュ「HVL-F7S」が全キットに付属。
 と、ここまでみるとスペック的にはとてもいいのだけれど、気になるのはオートフォーカスの速さ。個人的には、レンズ交換型を買うならパナソニックのGF1ぐらいの速度が最低限のライン。これは実際に触ってみないとわかりませんね。

 それにしても、キヤノンとニコンはどうするのでしょうね。コントラスト検出方式のオートフォーカスでは高速なオートフォーカスが難しいので、位相差検出方式のセンサーを埋め込んだ撮像素子を開発中なんて噂も聞いたことがありますが、早く出して欲しいものです。

2010年5月12日水曜日

タンポポの空き地で

タンポポ
タンポポ posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 子供を連れての週末のお散歩は、綿毛になったタンポポに満ちた空き地に出会ったところでストップ。風に乗って飛んでいく綿毛が幼い子供に興奮を呼び起こす。
 白いまんまるのタンポポを次々と摘んでは、片端からフウフウと飛ばしていく。エンドレスな繰り返し。
 なぜ、それがそんなに楽しいのか今ではもうわからないけれども、きっと自分が子供のときもこうだったんだろうな。

2010年5月11日火曜日

春の光の中で

春の光の中で
春の光の中で posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

 夢を紡ぎ出すのは光だ。織りなす光が糸を紡ぎ、縦糸と横糸となり、美しい布を織り上げる。

2010年5月10日月曜日

吉田カバンのPORTER FREE STYLEはカメラバッグにぴったり

新緑
新緑 posted by (C)nonkuriSIGMA DP2

 カメラバッグとして売られている商品って、正直、あまり良いデザインのものがない。機能的にはよく考えられて作られているのだけれど、お散歩のときに持ち歩くにはちょっと残念なのものばかりである。
 なので、もう1年ぐらい前から、カメラバッグとして吉田カバンのPORTER FREE STYLEを使用している。バッグの中にクッション用のインナーケースを入れればカメラとレンズの保護も問題ない。サイズ的にも、EOS Kiss X2にSIGMA 50mm F1.4をつけたものに加え、レンズ2本ぐらいは入るので、お散歩には充分である。

吉田カバン ポーター フリースタイル

 以下、このバッグの優れている点について、箇条書きで綴ってみる。
  • 上面ファスナーはダブルジップで大きく口が開くので、カメラやレンズを取り出しやすい。
  • 内側にファスナーポケットが1つ、オープンポケットが4つ。外側の両サイドにスナップ付きの小物ポケットが1つづつ。小物収納も充分。
  • 素材は高密度キャンバス。表面がポリウレタン加工されており、水をはじくので、ちょっとした雨でもとりあえず安心。ただし、ファスナーは防水タイプではないので、強い雨には注意が必要。
  • デザインがいい(これは好みにもよるが)。
  • とにかく丈夫。


 色はブラック、キャメル、ブラウン、ホワイトとあるけれど、春だったらキャメルかホワイトがお薦め。わたしはキャメルを使っています。

2010年5月7日金曜日

【バラ】ジェームズ・ギャルウェイとラ・マリエを購入

都市の風景
都市の風景 posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 何を購入するかさんざん迷った春のバラ。結局、イングリッシュ・ローズのジェームズ・ギャルウェイ(『イングリッシュローズのすべて』では「ジェイムズ・ゴールウェイ」と表記されていますね)と河本バラ園のラ・マリエを選択しました。

 ジェームズ・ギャルウェイは、花弁数が多く大輪の花で、甘いオールドローズ香(チェルシーガーデンの有島薫さんの表現。『イングリッシュローズのすべて』ではフルーツ香となっています)があり、花付きがよくて秋もよく咲き、耐病性もあり、半日陰でも大丈夫、という、なんとも素晴らしいイングリッシュ・ローズ。

 ラ・マリエはふるふるとした花弁が美しいフロリバンダ。これも香りがよく、樹勢も強いという素晴らしいバラ。季節によって微妙に色が変わるというのも楽しみが増えてよさそう。

 連休中に購入し、さっそく植え付け。今回の植え付けには、有島さん推奨のバイオゴールド・バイタルを使用しました。「植物の光合成を活発にし、艶と弾力のある葉や活性の高い太く白い根を作り出します。根の活動が活発になるので、肥料の吸収力がアップ。」ということなので、早くよい根をびっちりはって、綺麗な花を咲かすことを期待。ラ・マリエは新苗を購入したので、本当は蕾を落とした方がいいのでしょうけど、早く花を見たいのでこのまま咲かせてしまいます。


ジェームズ・ギャルウェイ

ラ・マリエ

バイオゴールド バイタル

2010年5月6日木曜日

『失踪』(ティム・オブライエン) を読んで思ったこと

サボテン
サボテン posted by (C)nonkuri SIGMA DP2

 ティム・オブライエンの『失踪』を読んだので感想を。ティム・オブライエンはアメリカの作家。ベトナム戦争に歩兵として従事しており、ベトナム戦争そのものを扱った著作以外でも間接にその影響が色濃く表れている。「カチアートを追跡して」でジョン・アーヴィングの「ガープの世界」を押さえて全米図書賞を受賞。

 『失踪』は、損なわれた人々が、何かを封印しようとして報われなかった物語。封印できないことを知りつつも封印にできるふりをして生活を続けるが、やがて破綻する主人公。過去の戦争のリアルな記憶の描写と、家族についての曖昧な記憶の描写。その表現が素晴らしい。
 

失踪

2010年5月5日水曜日

横浜バラクライングリッシュガーデン 再々訪

横浜バラクライングリッシュガーデン
横浜バラクライングリッシュガーデン posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 連休中の週末。横浜に行く用事があったので、ついでに横浜バラクライングリッシュガーデンに寄った。まだバラには時期が早いが、天気もいいし、せっかく友の会会員になったので、使わない手はない。子供のお散歩にはなかなかよいところである。
 バラはほとんど咲いていなかったが、春になり庭はかなり華やかになっており、とりあえず満足。唯一残念だったのは、ボッサムのビスケットがなくなっていたこと。ここ以外で売っているところを知らないので、また探さなくてはならない。

 クレマチスが美しい。
クレマチス
クレマチス posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 コンテナの寄せ植えが美しい。
横浜バラクライングリッシュガーデン
横浜バラクライングリッシュガーデン posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 こういう広々とした空間があるのが好き。残念ながら芝生には入れないが。
横浜バラクライングリッシュガーデン
横浜バラクライングリッシュガーデン posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 あまり見かけないチューリップ(たぶん)。
横浜バラクライングリッシュガーデン
横浜バラクライングリッシュガーデン posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 チューリップの野原。
横浜バラクライングリッシュガーデン
横浜バラクライングリッシュガーデン posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

2010年5月2日日曜日

谷中の「懐石 一空」でランチ

懐石 一空
懐石 一空 posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 半年ほど前に岡倉天心記念公園のそばにできた「懐石 一空」。そのうち行ってみようと思いつつそのままになっていたのだが、先日ようやくランチに訪問したので感想。
 京都の「辻留」で修行したという店主が開いたこの店。茶懐石の店であるが、穴子料理が特徴。夜は懐石のコースが主体で4,200円からとそれなりの価格だが、ランチならリーズナブルなものもある。
 今回食べたのは、穴子蒲焼丼。松前産の天然穴子を使った蒲焼丼と小鉢、味噌汁、香の物がついて、1,750円(税込)。
 穴子丼はタレがほどよくからまり、香ばしく焼き上げられている。ウナギよりさっぱりしていて、とても美味しい。味噌汁は白味噌仕立てで甘口。金沢料理の治部煮のようにとろとろと濃度が高く、山葵が入っている。小鉢はタケノコと高野豆腐の煮物で、これも甘口。


 穴子蒲焼丼。
穴子蒲焼丼
穴子蒲焼丼 posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 連れが頼んだ一空御膳。お造りの穴子の刺身は珍しいと思う。
一空御膳
一空御膳 posted by (C)nonkuri EOS Kiss X2 + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM


一空TOP of 懐石一空

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